M10ジャケットとエンカプシル・ダウンビレイパーカ

パタゴニアの新モデルの記事です。

 

 

M10ジャケットが新しくなって帰ってきました。
余分なものを省き、極力シンプルに仕上げたためか、料金も若干おさえられ(高いけど^^;)
ハイエンドなハードシェルジャケットは、超軽量です。
Ms230g ゴアではなくH2NOを採用しています。3層で極薄、さらに伸縮性があり、ハードシェルの弱点を補っています。
また、従来のH2NOと違い、内側はやわらかいナイロン素材を使用して着心地も高いです。
大きな特徴としては、両手をいれるポッケがないこと。これは、ソフトシェルのナイフブレードジャケットと同じですが、
クライミングなどに特化した場合は、ポッケ、要らないんですよ。胸の縦ポッケがあるので十分です。なので、登山などでは、
確かに軽量だけど、不便なところがありますね。また、他のハードシェルジャケットやレインウェアとちがって、フィットがスリムフィットです。これも、岩のチムニーでも動きやすく、ということでしょうか(いやぁ、岩に擦りたくないですね><) 縫い目が全体的に少なく、極力シンプルに仕上がっています。チェストポッケに納まる収納。


パタゴニア:エンカプシル・ダウン・ビレイ・パーカ

 

なんでしょう!これw
1000フィルパワー・・・・だと!?
ちょっと前まで、ダウンのフィルパワー合戦がメーカーでありましたが、
このダウン自体が良質なダウンというのは、有限資源ということで、
その火は鎮火していました。(ダウンはモノじゃなくて、生き物だったんですから)
なのに、1000フィルパワーとは。。。
タウンにプラズマなんちゃらという加工を施して、ロフトを25%も引き上げ、撥水性能の出しています。
そして、素材よろしくも、
構造というか、これまでのダウンウェアでは実現不可能だった
妥協のないロフト構造、さらに最先端のナイロン素材を
パタゴニアと提携縫製工場とが共同で作り上げた
超コアなウェアができたということです。
バッフル構造(縫い目の弱点を覆う)とディファレンシャルカットといっていますが、
ダウンはどうしても縫い目が弱点となったりしますので、そこをうまくカバーして
最大の保温効果に構造的な動きやすさなどを吟味し設計しているのです。
それゆえに、(おそらく)パタゴニア特有の、環境配慮したシンプルデザインを、ここは追求の主とせずに、
ダウンの最上位に仕上げたということですね。
まぁ、パタゴニアらしいというか、さすがですね。
518g(Ms)と軽量です。
ビレイ、、、となが付いていますので、
ビレイ中に威力を発揮しそうですが、
も、、もったいない気もしますね^^;
サイズはMs表記です。XLでも女性には大きめ?(目安はMsS=WsL)