ゴアテックスパックライト採用!パタゴニアハードシェル スーパーセルジャケット

パタゴニアウェアのハードシェルジャケット スーパーセルジャケットのレビュー記事です。 

 

スーパーセルジャケットを着ています。(身長172cmでメンズS)
これは、最近ブランド各社が力を入れている、いわゆる「最上級モデル」ではないのですが、
パタゴニアのハードシェルジャケット、アルパイン用としては軽量のモデルです。
※ゴア製では2014年リーシュレスジャケットが最軽量となりました(M10はH2NOで最軽量)
ゴアテックスの薄型素材であるパックライトシェルを採用し、
無駄な縫い目や生地を省いた軽量シンプルなウェアとなっています。
ただし、定価で¥35,640 (税込)という手ごろな価格♪
パックライト素材自体はそれが発売された当初は(プチプチのついた時代)、ちょっと微妙だと思ってたのですが、現在は改良されているようで、着た感じも サラっとしてて、いいですね。
プロシェルもそうですが、着心地が格段に上がっています。
私などワンシーズンに何度も山に向かうのですが、どうせ山でラフに使うのだから、10万円ちかくもするジャケットよりも気が楽でしょうか^^;


 

スーパーセルジャケットの特徴

強度は当然薄いのでそのことを頭にいれて使いたいですが、ペラペラではなくそこそこあるほうだとおもいます。ピッケルなどを引っ掛けない限りは大丈夫です。ロープを肩がらみなどで使っています(フルテンションはまだないよ?)
外生地が2.7オンス・40デニール・ナイロンということで、オーバージャケットとしては若干ツルツル度が高いですが、使う分にはたいてい大丈夫です^^
防水・防風はいいのですが、薄さによる冷気の浸透が他の厚めのハードシェルよりも強いので、
場合によってはナノパプ・フリースなどのインサレーションを多用したいところです。
脇には喚起用ジッパーがあります。
フードの作りこみはイケてますが、ヘルメットの場合、ちょっと風に弱いかも。
まぁ、適度な長さのツバも、ゴム絞めのフィットも、使いやすいですね。
腕のベルクロはまぁまぁ
1箇所改良点ほしいところがありました。
メインのジッパーを首まで上げると、
反対側のベロ(?)を噛みそうになりますが、
裏面のパックライトシールがギリギリまで張りついていますので、
実際にジッパーが噛んだら、パックライトのコーティングが剥げました。
※↑これも、2013年モデルから改良されました!
まぁ防水とかには何の支障もないのですが、、
汗の抜けがすこし気になりますね。換気をマメにしないと。

 

スーパーセルジャケットのウリは、雨具並みの軽さ(Ms382g)ですね。
春山などの気温が上がる時期から、実際初夏くらいでも使えそうです。

 

私は、厳冬以外の降雨の可能性が高い春期中心に使っています。真冬でも重ね着すれば使えますが、汗の抜けが若干課題があるような感じです。あと、パックライトのツルツル感がプロシェル採用のリーシュレスなどに比べると多少は差が出るかなぁ…というところでしょうか。まぁお値段からすれば文句ナシですが(笑

 

こちらのハードシェルのページも参考に!

ハードシェルジャケット|おすすめ!パタゴニア