デジタル台風を使いこなす

御嶽山,灰,風向き,台風,災害,デジタル台風,米軍

御嶽山の爆発による生々しい映像が流れ、いまだ行方不明者がいる大惨事となった今回の災害。登山史上でもまれに見る状況で、タイミングがもっとも被害が大きくなる時期に起こりました。今後の活動の動向もありますし、新たな台風も接近中。今回は、米軍の台風情報サイトを紹介します。



まず、不明者の安否が早期に確認されるとともに、亡くなられたかたのご冥福をお祈りします。

 

火山をこのような間近な映像を通してみるというのはほとんどの人が始めてかもしれません。
私たちが知っているのは、火口付近を赤いマグマがドロドロ流れるようなイメージばかりだと思います。
そして、インタビューにもあるように、多量の降灰。
数十cmは積もっているということのようですので、
これは、大雨が降れば、どうなるのかは、砂場で実験しなくとも、察しはつきます。
御嶽山,灰,風向き,台風,災害,デジタル台風,米軍

 

そして、9/30今日のニュースにて
多くの犠牲者を出した長野・岐阜県境の御嶽山噴火を受け、仙台管区気象台は東北地方の18活火山うち蔵王山、秋田駒ケ岳、吾妻山、八甲田山の4火山の活動が昨年ごろから活発化しているとして、「直ちに噴火する兆候は認められないが、今後の推移に注意が必要」と呼びかけている。
…とうことなのか

 

ということで、気象情報について。
昨日発生した台風18号に注視しています。
17号はやはりそれて、御嶽山の風向きをかえた程度だったと思います。
18号はまだわかりませんが、いまのところ、まだ小さいですが、気象庁の5日予報ではまだまだ勢力を強め、本州に向かう予定です。

 

台風は、東を通過すればまだよく、西側に来ると風が強まります。

 

(恐らくカーブは強まると思いますけど、わかりません)

 

気象庁の予想のほかに、「デジタル台風」の情報も有力です。

 

最新台風情報の中に、米軍合同台風警報センター(JTWC)というところから発表される台風の予想進路図も見られます。
※気象庁と予想が若干異なり、こちらのほうが精度が高いということも聞きますので、セカンドオピニオンとしても比べられます。
ただし、日時表記がUTC(世界標準時)なので、日本時間には+9時間足してみる必要があります。

 

御嶽山,灰,風向き,台風,災害,デジタル台風,米軍 御嶽山,灰,風向き,台風,災害,デジタル台風,米軍
左が米軍、右が気象庁の進路予報。コースが若干違います。

 

そして、進路予想をグーグルマップで見ることもできます。
デジタル台風:台風進路予想図(Google Maps/グーグルマップ版)
御嶽山,灰,風向き,台風,災害,デジタル台風,米軍
ポイントの数字は○時間後、という予想です。

 

これは台風の動きがポイントとしてアニメーション化されていて、非常にわかりやすくなっています。

 

さらに面白いのが
このサイトの中に、台風前線というところを開くと、以下のような台風MAPアプリが開きます。
御嶽山,灰,風向き,台風,災害,デジタル台風,米軍
これは台風の動きにあわせて、ツイッターの参加型メディアによる台風情報TWIPHOONのコメントも表示されてなかなか興味深いです。
さらに、衛星画像やアメダスとの重ね合わせもできます。
御嶽山,灰,風向き,台風,災害,デジタル台風,米軍

火山に注視していた理由

 

マグマも人の血液も鉄分があるために磁気の影響を大きく受けます
御嶽山,灰,風向き,台風,災害,デジタル台風,米軍
上記は、リーマンブログ今年6/13の更新記事の予知画像です。
焼岳に意識がいってしまっていましたが、よく見ると御嶽山もその射程内でした(

 

マグマも人の血液も鉄分があるために磁気の影響を大きく受ける、というのは、太陽黒点数と人類の争いや暴動などの比率が一定であるという統計からも理解できますが、御嶽噴火の日も、黒点数が200を越える数でした。
御嶽山,灰,風向き,台風,災害,デジタル台風,米軍 御嶽山,灰,風向き,台風,災害,デジタル台風,米軍
こちらも日本時間は+9時間です。27日の黒点数が200超え、右の月の平均と比べるとその多さがわかります。

 

今回の霊山の噴火、わかりませんが、大きな合図…
10月はいろんな意味でかなりカギとなる月のようです。