パタゴニアのダウンから学ぶ|今後の日本人としての買い方の質

パタゴニアのダウンから学ぶ|今後の日本人としての買い方の質

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photo by Rob Naughter パタゴニア ダウンの真相ページより
パタゴニアは、早くから自然環境に配慮した製品を作り続けています。
その中でも後手に回ったのがダウン製品です。ダウンジャケット用に採取されたダウンを提供したガチョウが、どのように飼育されていたのかを知ることで、いろいろなことが見えてきます。
※ウルトラライトダウンの記事書いていたら、こっちが主になりました^^;

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パタゴニア

パタゴニアのダウンについて

我々の知られざる事実のひとつに、家畜動物の虐待というのがあります。
いずれ殺される運命の家畜動物でも、生き物ですから、せめて生きている間は健やかに過ごせているのを願うのは、人としての心情ではないでしょうか?
こんなえらそうなことを書いていますが、それを教えてくれる糸口をつくってくれたのが、パタゴニア社の取り組みです。

 

ライブプラッキングとフォアグラ生産と強制飼育

ライブプラッキングとは、換羽前に生きたガチョウから羽を手で摘むことで、ガチョウにとっては髪をむしり取られるような苦痛だと言われています。
また、ガチョウの多くは食肉用ですが、フォアグラ生産用のためにレバーを肥大させるためにガチョウの喉にチューブで肥料を挿入する飼育法(強制飼育)というのが問題になっていて、ヨーロッパの多くの国では禁止されています。
パタゴニアでは、サプライチェーンによりダウンを飼育から追跡可能な管理下におくことで、がちょうの強制飼育や虐待の改善をすすめています。さらに、ダウンの採取は、通常の食肉用のガチョウの副産物です。
(パタゴニア製品のホワイト・グースダウンはポーランド産。グレー・グースダウンはハンガリー産が主)

 

パタゴニアのダウンへの取り組み

パタゴニアは2002年からダウン製品を作り始めたのですが、2007年に、使用しているダウンの一部は換羽期に生きたものから採取(ライブ・プラッキング)されていることを知ります。
2010年ドイツの愛護団体から糾弾を受け、同団体の調査によりハンガリー産のグレー・グースはフォアグラ用に頻繁に強制飼育されていることを知ります
2011年 彼らは生きた鳥から羽を摘むことが確実に行われないようにするため、書類の関連性とパタゴニアのダウンの分別/ラベル付けを、繊維工場を含むサプライチェーンの全段階において向上させる取り組みをはじめました。
2012年 パタゴニアのダウン水準とEUおよび個々の国の動物保護法に従い、動物保護の実践を評価を開始。専門家は優秀な追跡可能性の証拠であるペーパートレイル(文書証跡)、ラベル付け、ダウンの分離、そして管理システムの健全さを検証していきます。
2013年 春よりパタゴニアのウルトラライト・ダウン製品の全コレクションに独立した第三者機関の追跡可能性専門家がライブ・プラッキングも強制飼育もしていないと認証するダウンを採用
将来に向けて ダウンのサプライチェーン全体を向上させるため、〈アウトドア産業協会〉と〈素材追跡可能性ワーキング・グループ〉の一部である〈テキスタイル・エクスチェンジ〉のダウン・タスクフォースの結成に参加など

この取り組みから学べるもの

これはダウンに限ったことではないとはいえないでしょうか。
レザーであれ、食べ物であれ、そのほかの身の回りのものであれ。
私たち消費者が買い物をするときに、その製品がどのような経緯で(飼料・環境・材料・労働環境・運搬状況・販売状況など)そこに売られているのか、もう知らなくてはならない時代に来ていると思います。
販売者には、その製品がどういう経緯で店頭に並べられた(ネットに掲載された)かを知らしめるシステムの構築を進めてもらうことを望みます(パタゴニアはそのフットプリントを追跡可能なシステムを作ろうとしています)。
しかし、その動きは、それを重んじる消費者あっての動きだということが理解できれば、社会の質を決めるのは政治家でも実業家でもなく、一人ひとりの意識なんじゃないかなと思うわけです。
見てみぬふりはできない状況なのかなぁと。

 

日本では、リサイクルのことばかりが取り上げられていて、結局は「節約」とか「お得」にすり返られているような気がします。それだけ思いやる意識がない、ということなのでしょうか?
いや、そうは思いません。ただ、知識がないのだと思います。(あと、怠惰かな。。)
今は情報操作が解除されてきています。
知ることで、生きた選択をしていくことが必要なのかと思います。

 

日本人の意識の向上を願います。

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世界人類が平和でありますように

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