新感覚!ソフトシェルジャケット|レビテーションフーディとオールフリージャケット

パタゴニアのソフトシェル、レビテーションフーディをレビュー!

アルパインクライミングの中でも、アイス・ミックスクライミングに特化したようはソフトシェルジャケット、レビテーションフーディがでました。スッキリとしたデザインにスリムフィット、そして、袖のベルクロが無い!
ということで紹介します。ちなみに172cmでXSを購入
オールフリージャケットが追加されました!



夏物クライマーウェア、オールフリージャケットも追加!

レビテーションの軽量化版!オールフリージャケットも追加されました。
オールフリージャケットは、レビテーションジャケットよりも生地が若干薄く軽量化しています。フードがないのも特徴で、これからの暖かい時期に活躍するソフトシェルジャケットです。351gという軽さで防風性能・撥水性もあるので、クライイングのみならず、アルプス夏山などでも活躍しそうです!
名前負けしない優れたジャケットなのは、すでにレビテーションで実証済み!

 

軽くて動きを妨げない!レビテーションフーディ

パタゴニアのソフトシェルジャケットの中でもアルパイン用としては、最軽量だと思います。Msで549g
シンプルガイドフーディよりも生地が薄く、5.2オンス(シンプルガイドは6.2オンス)です。生地は概ねジャケットの横方向には伸びますが、縦方向には伸びない2WAYストレッチの撥水生地です。

 

進化したソフトシェルの袖のベルクロレス構造

パタゴニアのソフトシェル、レビテーションフーディの袖はベルクロがない
ジャケットの袖には絞りとしてベルクロ締めがついているのが普通ですが、レビテーションにはそれがまったくありません。袖口を見て、これだ!って思いました。
ベルクロのマジックテープはちょっとジャマで、ともするとすぐに緩んでしまったり、いちいち調節する必要がありました。
それだけならまだしも、内側のフリースなどと干渉すると、袖の毛羽立ちが起こってしまいます。
これらの問題を一気に解消した今回のバリアブルコンディションカフというシステムは、袖口に思い切り伸縮性のよい生地を手首にフィットする形でデザインされています。これによって、インナーグローブや薄型のクライミンググローブなどに隙間無くフィットするのです。
おかげで、手首に違和感も動きにくさもなく、非常にすっきりとしています。
ピッケルやロープさばきなどの動作に自由度が増しますね!

 

使いやすいポケット

レビテーションフーディのポケット
ポケットは高めのハンドウォーマーが二つと、チェストポケット。ナノエアのチェストが小さかったので、どうかなと思いましたが、レビテーションフーディは大き目のスマホが深すぎず浅すぎずちょうどよく収まります。

 

ヘルメット着用時、ややつっぱる

スリムフィットなので、Sサイズかな、とも思ったのですが、ここは思い切ってXSにしたのですが、フードをヘルメット着用でかぶると、下を向いたときに、首から背中がややつっぱる感じがあります。たぶんSならないんでしょうが…
フードは、いつものパタなら後頭部と、鎖骨のあたり左右の3点にゴムの引きシロがあるのですが、レビテーションにいたっては、後頭部のプルゴムのみとなっています。ツバの部分だけは硬めになっています。

 

裾を絞っても片寄れしない

裾のドローコードが改良されています。他のジャケットは、たいてい、絞ると、引っ張ったところだけがシワシワになって片寄れします
他のソフトシェルジャケットのドローコードを引くと、片寄れする
これは、ウィンターサンジャケットを絞ったところ。片寄れしてます
レビテーションフーディのドローコードを引くと、片寄れしない
しかし、レビテーションのジャケットの場合、ポケット内のコードゴムを引くと、ウェスト全体が均等に締まっている感じがあります。開いてみると、このようにバランスよくヒダヒダができていますね♪ といっても、タマに引っかかってたりします(笑

 

レビテーヨンフーディの重ね着方法

レビテーションはスリムフィットですので、重ね着をする場合は、中間着となるのじゃないかなと思います。
このジャケットの下には、キャプリーンやR1といったフリースがせいぜいで、ナノパフなど化繊インサレーションやインナーダウンはまず袖がひっかかって厳しいです。なので、このジャケットの上からそういった保温系ジャケットやハードシェルを着ることになります。
行動中の保温を強化したいのなら、レビテーションの下にダウンベストやナノパフベストなどの袖がないベストを着て、予備アウターとして、もう一枚シェルを採用すればよいと思います。

普段着でも良かった

まとめの感想としては、ソフトシェルだけに価格もハードほど高くないし、スリムフィットなので、普段着でも最適です。アウターにしてはミッドレイヤーの隙間が少なく、結局室内外で着続けられるのです。
ベルクロもないし、ピッケルだけでなく、PCのキーボードも打ちやすのでした(笑
着易さを追求していますので、普段着には、なんの違和感も無く着てられます。薄さもありますので、肌寒い室内でもまったくOKなのではないでしょうか

 

《追記!》重ね着にはベストがベスト!?

ここ毎日着ていて感じたことを追記します。
腕のすっきり感はやはりバツグンで、これがアウタージャケットの感覚を少なくしています。そして、寒波到来を受けてやっぱり、ちょっと薄いので、寒さ対策が必要ということでした。
で、ダウンセーターベストを着ると、もうステキです。
最軽量のソフトシェルジャケット、レビテーションフーディ
羽毛布団の上から毛布をかけるとあたたかい状態ってわかります!?
今年は、ナノエアベストが出ていますから、行動重視の通気性優先でいくと、ナノエアベスト+レビテーションフーディはほんとにやってみたいパターンではありますね。