もう一つの穂高へ|明神岳東稜から明神Ⅰ峰~Ⅴ峰縦走

もう一つの穂高へ|明神岳東稜から明神Ⅰ峰~Ⅴ峰縦走

明神岳,バリエーション,東稜,ルート

明神岳へ登ってきました。
明神からひょうたん池を目指し、東稜から主峰~Ⅴ峰までを縦走。
雨続きの連日の中、唯一の晴れ日でした。


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明神岳は穂高岳じゃないのかな!?

上高地・河童橋から見上げる明神岳は、穂高と一続きになったようで、名前は知ってはいても、どこからどこまでが明神なのかよく分かりません。
歴史を紐解いてみると、なかなか面白く、明神池には安曇野にある穂高神社の奥社が祭られてあり、その嶺宮が奥穂高岳頂上にあります。
そもそもは、明神岳も穂高岳のひとつとしてあったようですが、大正時代に山岳名の大変更により分けられたそうです。
つまり、明神は穂高なんですよ。
明神岳の名前は、穂高大明神に由来しているそうです。
そして、明神池付近はとくに「神河地(かみこうち)」と呼ばれていたそうです。
参考/明神館のサイト:明神の由来と穂高神社

 

明神岳へは一般登山道はなく、バリエーションとしてのみ登頂ができます。
明神岳のアプローチの方法としては、3パターンです。今回下山に使った岳沢からⅤ峰への南西尾根、前穂高からの縦走、そして、今回目指した明神から東稜を経て主峰へ上るルートです。

 

傾斜も標高差もダイナミックすぎる明神岳東稜

明神岳,バリエーション,東稜,ルート
コース
明神池~ひょうたん池~東稜~明神岳Ⅰ峰~Ⅱ峰~Ⅲ峰~Ⅳ峰~Ⅴ峰~南西尾根~岳沢登山道(⑦風穴付近)~上高地
標高差1400m+縦走部
山小屋、嘉門次小屋の囲炉裏
前日は明神池のほとりにある嘉門次小屋に泊まります。
岩魚の串焼きのお店として有名ですが、実は宿泊もできます。
いろり部屋があり快適で、ヒノキ&コウヤマキのお風呂も!明神岳にでも行かない限り、なかなか泊まる機会がありません。
明神岳東稜の登山口
登山口は、明神館への吊橋をすこし過ぎたところ、信州大学の研究所の建物の裏手にあります。
未明出発ですので、事前に確認しておきます。
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入り口付近は明瞭ですが、途中、下宮川谷などのガレ場など不明瞭なところもありますので、ルートを間違えないようにしたいところ(過去に間違ったことありσ(^^;)
明神岳東稜のとりつき、長七のコルを目指す

長七のコルと呼ばれる場所へ右上していきます。明神付近からも確認できます。
明神の長七のコルのひょうたん池
長七のコルにはひょうたん池があります。
…小ぶり…
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連日の雨にして、朝露がはんぱなく、せっかくのソフトシェルパンツもずぶ濡れに。
しばらくレインを履いていたらすぐ乾きました。
明神岳,バリエーション,東稜,ルート
ここから明神岳東稜本番です。
傾斜もいっきに急になり、岩場が出てきます。
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展望も次第に開け、眼下には梓川、水平には蝶ヶ岳や常念岳、遠くに富士山も見えてきました。
明神岳,バリエーション,東稜,ルート

休憩に良い小ピークにたどり着くと、目の前に明神岳主峰が姿を現します。右手に前穂高岳も迫ってきました。
明神岳東稜のバットレス
東稜の目玉ともいえる明神岳バットレス。1ピッチで終わってしまうクラックスラブです。それほど難しくはありませんん。(タイトル画像)
明神岳頂上から穂高岳
そして岩場を上り詰めると明神岳主峰に登頂!
前穂高の先に、奥穂高やジャンダルム・西穂高などが奇麗に並んでいます。
ちなみに明神岳から前穂へのルートは懸垂下降があります。
明神岳頂上からⅡ峰へ
明神Ⅱ峰への下りはガレガレです。ほかのパーティがいないうちに降りたほうがいいでしょう。
明神岳頂上からⅡ峰へ
Ⅱ峰の登りも2ピッチほどの岩登りです。正面左上していきます。反対から来ると、Ⅱ峰で懸垂下降となります
明神岳Ⅱ峰からⅢ峰へ
Ⅲ峰へは問題なし。3峰の右側(岳沢側)を廻りこんで登ります。ちょいガレ
明神岳Ⅲ峰からⅣ峰へ
Ⅲ峰のくだりもちょっと急です。尾根伝いに歩いて、右手側にクライムダウンします。
明神岳Ⅳ峰からⅤ峰へ

Ⅳ峰Ⅴ峰は問題なし。5峰はピストンします。
明神岳Ⅴ峰から岳沢の南西尾根ルート
明神岳Ⅴ峰から岳沢への南西尾根ルートは、上高地側にむけて伸びています。踏みあとなどを確認しながら降りていきます。
樹林帯にはいったら、傾斜はかなり急になります。木々につかまりながら落ちるように降りていきます。
岳沢から明神岳Ⅴ峰への南西尾根ルート
ひたすらに下ると、岳沢への登山道の風穴近く、⑦の看板があるところで出てきます。ここが明神岳の岳沢側登山口(下山口)です。
あとは夏道を快適に降りて、上高地へ。

 

嘉門次小屋を出発したのが4時前、上高地西糸屋に到着が6時半頃でした。
この日は天気が安定していたのでよかったです!

 

コースで使ったギア
明神岳東稜、ギア、カラビナ、カム、クライミング
明神岳東稜には、シングルロープ30m、ビナ&スリング数本、カム(#2・#3)を持っていきました。
ルート中にはクラックがけっこう多いので、カムが大活躍です、BD#1~3が使いやすいです。
バットレスのランニングにも使えます。
一般には、確保器なども必要で、ロープは40m以上あったほうが良いです。

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