秋の妙義星穴岳2015|懸垂下降・そしてコースが整備されていた

妙義山,11月,紅葉,星穴岳,懸垂下降,ルート

アップ遅れました。11月に入って、紅葉の妙義山、星穴岳へ登って、星穴へ懸垂下降してきました。
しばらくぶりでしたが、もうトラロープのフィックスも張ってあり、下山ルートが整備されていました



表妙義山 星穴岳へ登る

こんなに懸垂するルートはなかなかないと思います。それだけに懸垂下降が楽しいのが表妙義の星穴岳です。
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中之岳神社の駐車場から神社の階段を登っていきます。
西岳・中之岳への分岐のコル直前の広場で、装備をつけますが、
ここで、いったん懸垂下降の練習をしました。
懸垂下降は難しくないですが、ミスが重大な事故につながりますので、確認・確認です。

 

表妙義山西岳
いったん西岳へ登頂。
ここへもそこそこ岩登りがたのしめます。

 

表妙義山西岳からの展望
景色も最高!荒船山がりりしいです!

 

表妙義山西岳から星穴岳へ
西岳からは急峻な尾根を下っていきます。
わすれていましたが、ここの下りがけっこう難義です。

 

表妙義山西岳から星穴岳へ
懸垂ポイントとなっている土壁の下りがあります。
今回はクライムダウンしていただきました。

 

表妙義山西岳から星穴岳へ
さらに進むと西岳と星穴の最低コルを抜け、星穴の南面をトラバースしていきます。

 

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ボルトと残置スリングがでてきたら、そこが星穴(小穴のほう)への懸垂下降ポイントです。
とりあえず通過して数十M先の星穴岳山頂へ。

 

星穴岳の頂上
星穴岳の頂上もワンポイントですが岩場になっています。
あれ!?ココもトラロープが垂れ下がっていました。

 

星穴岳の頂上 裏妙義の景色
頂上は非常に狭いですが、裏妙義の景色も最高!

 

星穴岳の頂上 から懸垂下降
頂上からはもちろん懸垂下降です。
間違ってもフィックスロープとかでクライムダウンしないようにw

 

星穴岳から星穴へ懸垂下降で下る

星穴岳から小穴(星穴)へ懸垂下降
さて、先ほどの懸垂ポイントに戻って、ここで懸垂下降します。
だいたい30mの下降。
降りる先には星穴(小穴)が待っています。
北面からも南面からも下降できますが、今は南面が普通ですね。
北面は小穴のアーチが直角ルーフになっていて、よりテクニカルです。
以前北面から下って、ロープがロックしたことがあります。
(そのときは登り返したのはナイショ)

 

星穴岳小穴(星穴)から懸垂下降
さて、小穴に着地したら、こんどは50mの懸垂です。
50mというのもロープいっぱいでちょっと余りますので、45mくらいでしょうか。
でも長いです。
こんどはすっきりとしたやや傾斜のある壁ですので、景色を堪能できることでしょう。
下は谷になっていて落石に注意です。

 

星穴岳大穴(星穴)へ懸垂下降
懸垂下降で谷に降りると、そこからトラロープに沿って登っていくと、間もなくでメインの星穴(大穴)へ到着です。

 

大穴はけっこう大きいですが、山を貫通していると思うと、かなり薄っぺらい山なんですよね、星穴って。

 

そこからは、懸垂下降した場所までもどって、フィックスされているトラロープとマーキングを辿ってくだっていきます。
ここ数年内に整備されたようで、忠実にたどっていくと、中之岳神社の轟岩の道に出ます。
以前は、下降もルートファインディングしながら下ったものですが、そんな楽しみもなくなってしまいました。

 

しかし、星穴岳は表妙義の中でも懸垂があるので、かなり楽しめるコースでオススメです