笹の沢から水晶ナギへ

久しぶりの快晴、笹ノ沢から砂丘広がる水晶ナギへ。




沢登りって、日本独特の遊びです。
近いアクセス、短めのアプローチ、適度な長さ、計り知れない美しさ、そして山脈に張り巡らされた膨大な沢の数。これだけ条件が揃っているのもおそらく日本ならでは。
それだけ、日本の沢というフィールドが、世界トップクラスなんじゃないでしょうかね!?
エベレストとか、アルプスとか、ヨセミテとか行かなくても、大冒険の旅はココに無限にありまっせ (ΦωΦ)フフフ…

 

 

前夜までの雨量は100mm超えで、川の水量は少々多め、水は透明度はあるものの若干濁っていました。
最近は便利やねぇ、河川MAPで雨量や増水状況が手に取るようにわかります。
朝の川の状況を見て、迷いましたが、空は真っ青やん、、、
うん、行くしか無い。

 


笹ノ沢は南アルプス、日向山含む八丁尾根の北を流れる神宮川の支流で、雨乞岳との間を源として流れています。
白州のサントリーのウイスキー工場の水源地付近といったほうがわかりやすいか。

アプローチもたやすく、花崗岩の美しい沢と聞いていたのですが、
…期待以上でした。

 


高巻が多い沢ではあるのですが、直登も楽しめます。
天気と水量UPもあったせいで、アクション感は満載。

 


上流では水も澄んできて、シャワーも浴びることができます

 

 


関東100の遡行図では二俣からアレ沢を登っていますが、一本手前の二俣から黒沢(遡行図では黒津沢となっているが、上のピークが黒沢の頭と記載があるし、奥に黒津沢という同名の別沢の記載があるので、多分ココは黒沢?この枝沢はとても良いです)へ入り、傾斜がゆるい分岐から直接水晶ナギを目指しました。水晶ナギは、日向山(画像奥の山)と同じ砂浜のようになっていて、下から詰め上がると登頂感がひとしおです。

 


砂浜でしばらくのんびりしたいところでしたが、灼熱すぎてじっとしていられませんでしたw

 


水晶ナギ付近の雨乞岳登山道は楽園のようです。

 

来年もこのあたり、通おうかな。