シレイ沢 小屋泊でいってきました

海の日3連休。南アルプス薬師岳の源流、シレイ沢を遡行してきました。
※画像はすべてAさん撮影



超高温な真夏日の連休でしたが、土日でいったシレイ沢は涼しく、ちょっと寒いくらいでした。
以前から行ってみたいと思っていたシレイ沢、土日利用、沢は1日で抜けて、薬師岳小屋に1泊して下山するというプラン。小屋も新しくなっていて、(8月まで小屋番負傷で食事提供ができないせいか)混雑がなく快適でした。
シレイ沢はいままでツアーで行っている沢の中でも、最も標高差があり少々難易度高めでしたが、期待通りの素晴らしい1本でした。

 

土曜朝に芦安温泉の駐車場へむかったのですが、マイカーは超満車で、最後の第5駐車場へなんとか停められました。
朝一の広河原行きバスは10台くらいだったようです。
我々は7時の2便目の乗り合いタクシーに乗り、白井橋でドロップオプしました。
7時40分くらいから入渓。

橋の入り口から滝の連続で、いきなりシャワーを浴びます。
傾斜も急で、中規模の滝が次から次に出てくる感じです。
巻きは右か左か適当に巻きますが、明瞭な踏み跡は少なく、それなりの判断力と行動力が必要です。

 


中盤以降になると、岩質がかわり花崗岩の白い岩となります。
25mのメイン滝を過ぎ、源流の水が枯れる寸前で飲料水を確保します。
薬師岳小屋は水が天水のみのためここで補給しておかないといけません。
水が枯れてからのルンゼがけっこう悪く、脆く、尾根も険しそうで、ルート選びになかなか迷いました。
最後は少々藪こぎで、稜線にでたのは15時半くらいでしょうか。
上部、風があり肌寒かったです。