苗場山の沢、サゴイ沢に行ってきました。
秘湯、赤湯温泉に１泊しての長い山行でした。
※撮影はAさん

週末はちょうどFUJIロックフェスの真っ最中で（チケットは１０万枚売れたそう）、大混雑。
泊まる赤湯温泉は、苗場プリンスを横切って、奥の林道から歩いて２時間半ほど。
うだるような暑さでヒィヒィ言いながら登りましたが、一軒宿の山口館は、格別でした。
フェスのおかげか？宿泊者は我々ほか１名、離れの新館にゆったり泊めてもらいました。

 

 

今回は、宿から日帰りで戻ってくるために、５時出発。そして、いったん登山道を登り峠を越えてから入渓しました。
また、上部は、あわよくば、苗場の湿地に出たかったのですが、沢が時間がかかり、奥の二俣を左へ、さらに枝沢からヤブを漕いてショトカしました。
下山が長く、予定時間内ではありましたが、１２時間ほどの行動で、ヘトヘトでしたｗ
このケースの場合、赤湯２泊というパターンが理想ですが。

 

サゴイ沢は清津川の支流で、この山域では比較的取り付きやすい沢だとは思いますが、沢自体は、５－１０ｍクラスの滝がメインで、直登可能な滝が少なく、高巻きを余儀なくされました。そして、高巻きがけっこう悪く、あまり踏み跡が明瞭でない感じです。
しかし、沢自体はきれいです。

 

水量がそこそこあり、直登を憚られたので、秋あたりに行くとよいかもしれません。紅葉もきれいでしょうね。

 

二俣を左に入ってから、最初の枝沢をさらに左にはいったのですが、ちょっと１本まちがったようで、藪沢になり、登山道まではけっこうヤブを漕いて抜けました。
この時点で体力もけっこう消耗しましたが、赤湯で汗を流したあとの最後の下山が長かったですねｗ

 

来年はもうすこし自重して、さっくり登れる手軽な沢をメインにします。