やっぱりシビれる沢だった|仙ノ倉 東ゼン

23年、最後の沢登りツアーは、谷川、仙ノ倉の東ゼン。
ラストを飾るにふさわしい、素晴らし過ぎる沢でした。
撮影Aさん



谷川には沢登りとして優秀な沢が数多くあるようですが、日帰りで抜けられる沢として、仙ノ倉谷の支流 西ゼン・東ゼンがあります。
今回は、どちらかといえばマイナーな東ゼンへ行きます。
車は1台、下山の平標登山口にまわしておいて、下山ショトカします。

 


前日、湯沢温泉に宿泊しました。
湯沢に来ると、いつも思うんですが、なんでお米がこんなにおいしいん?
我が家でも美味しいんですけどね。なんていうか、新潟って水がちょと違う気がしますw

 


未明、5時に林道ゲートを出発し、ダイコンオロシ沢の入渓点までしばらく歩きます。
はじまりの沢の入り口から、なんとも魅惑的な様相をしています。

 


しばらくは傾斜の緩やかな花崗岩のきれいな沢を登っていくと、スラビーエリアが現れてきます。
ここからワクワクゾーンですね。

 


西ゼンと東ゼンの二股に近づいてきました。
なんともいえない癒やしの空間。

 


こちらは西ゼン。
どこまでも連なるスラブ帯。
沢ャさんが惹き込まれるのがわかる。

 


通称?中ゼン?
下から見えたデッドエンドのスラブ谷。
今日は台風通過後で、全面濡れてますな・・

 


東ゼンのクライマックスは、この60m2段滝でした。
かなりの迫力。年間来場者数、、10~20名ってところでしょうか。。(そんなにいるのか)
左のゆるい傾斜のところから直登していき、2段めの滝口に出ます。
上の1段目は右に不明瞭ところを巻き上がります。

 


スラブ帯の沢は、V字になり、高巻きというよりは、滝のそばの不安定な草付きや笹地帯をへつりぎみで登っていったりしました。ラバーシューズではちょっと怖すぎですね。フェルトで正解。

 


登山道にぬけたのが12時。なかなか早いペースでした。
稜線に抜けるまでは、忠実に本流を辿ったのですが、入渓者が少ないので、踏み跡が不明瞭。
なので、このあたりの圧倒的な笹の藪こぎは必須項目となっているようですw
もしかしたら、途中に左に這い上がっている僅かな踏み跡が正解だったのかもしれませんが。。

 

下山は平標登山口まで2時間半。

 

 

今年は行ってみたかったシリーズ的な沢ばかりでしたが、
来年は、もうすこしやさしめの初級者でも参加しやすい沢を配置したいと思います!!