明神岳 東稜 明神Ⅰ~Ⅴ峰縦走してきた

連休初日に明神岳に登ってきました。
そろそろ人生最後の明神岳になるのかな。
もうクタクタ(笑)



明神岳東稜は、明神からひょうたん池を目指し、いっきに直登する急傾斜の岩尾根です。
しかし、草付きやハイマツ地帯が多く、朝露がつくと厄介なところでもあります。
久しぶりにこのバリエーションルートを登りました。
嘉門次小屋に前泊。
イワナ焼きまくりの大忙しの嘉門次小屋は、スタッフ十数名で連休を待ち受けておられましたが、宿泊は我々3人のみw
未明3時半出発。
暗いと、ひょうたん池までのガレ場付近でルートを見失いそうになります。
ルーファイ力と強力な明るさのヘッドランプは欠かせませんw

 


通常、ひょうたん池までが、朝露があるとびしょびしょになるのですが、曇っているせいか、まったく乾いてました。
ラッキー!とおもったら、ひょうたん池付近から濡れてきましたw
なにー!!!東稜のハイマツ地帯が少々濡れています。
靴が濡れ滑りやすく、慎重に登ります。
上部はガスってきました。

 


それでも次第に上がるほど乾いてきて、バットレスは問題なく通過!
久しぶりに行くと、たしかに、フリーソロするには怖いですね。クライミングやっといてよかったですw

 


山頂直下がボロボロです。ルートをやや左にとればよかったのですが、右よりにとってしまい、不安定なところをあがってきました。
地震があって、ちょっと難あり、と聞いていたので、けっこう崩れているのかもしれません。
それでも頂上に出れば、風も出て、ガスも切れてきて爽快です。

 


主峰から、2峰を経て、3峰、4峰、5峰とたどります。
2峰の上り、3峰直下(巻き道あり)の下りが悪いです。
画像は4峰から1~3峰

 


下に下るほどに踏み跡はあるきやすくなります。
5峰からはハイマツ帯を下り、天狗の庭的な平尾根を進むと、岳沢に下る明瞭なルートになります。
ここからは怒涛の急下りで、木々を掴みながら滑らないように直滑降。
重太郎新道の7番に出るのに12時間かかりました。

 


下山後、西糸屋山荘泊。こちらも連休なのに、宿泊はそれほどでもなく快適でした。
翌日はピーカンでした。
さらば明神!