御座山北西稜 誰も知らないやばい岩稜ルート

急に寒くなってきました。
秋のバイエーション、西上州最高峰の御座山です。



秋の紅葉が始まる前に、冬が来たようです。
WINDYを見ていると、しばらく、どうもこのまま寒い状態が続きそうです。
クライミングにはうってつけかw

 


御座山(おぐらさん)は北相木村、南相木村にまたがる2112m山で西上州として最高です。
地形図をみると、山頂から北西に伸びる岩の尾根が確認できますが、これを直登してしまします。
とりつきは、山口コース登山口から。

 

駐車場がせまく、現在林業作業中で、夏道もどこなのかわからないような状況です。
北西稜の取り付きは、Pから林道をさらに奥へ歩いていき、次の谷を渡ったあたりから、尾根へ取り付きます。

尾根は急なところも多く、岩のピークをいちど超えます。ここから北西稜が遠望できます。

 


なにげに、お社があったりします。
このあたりは、地衣類?コケ類?がサンゴ礁のようにきれいなところです。
どの山やルートもそうだと思いますが、初登頂したのは、クライマーではなく、大昔の修験者さんたちだったと思います。

 


核心となる岩場は数ピッチですが、全般岩が脆く、また、アンカーがとれる木の枝も少ないことから、
ランニングはほぼ取れないため、ビレイしてもらっても、終了点までほぼ登ってしまっています。
つまり、超不安定な脆い岩稜のフリーソロができないと、ちょっと危険な香りしかしませんw

 

どこまで肝試しさせてくれるのか、西上州よ。