４月の恒例登山で雪山富士山にいってきました。
前日からの遭難騒ぎと、今回の結果にいろいろと考えさせられます。
※5/20雪山 奥穂南稜 欠員のため１名募集！

４月１０日、富士山の雪は例年よりやや少ないです。
４合目付近から雪が残っています。
そして、これ↓

佐藤小屋前から上部の景色です。
２月に全層雪崩が起こった影響で、小屋ギリギリのところまで木々も鉄柵もなぎ倒されズタズタになっています。

 

上部の堤防の一部も破壊されていました。

 

しかし、雪山登山自体は問題ないと思います。
夏山は、、、、ｼﾗﾈ

 

この日は、前夜から入山した高校生が長靴で頂上を目指し、降りてこれなくなり救助要請があり、早朝から県警のヘリが飛んできました。（無事だったようです）

 

私たちは、１人の参加者が体力不足と高山病のため、７合目付近で全員下山しました。
残念な結果におわり、また、判断の難しさを痛感しています。

 

塞翁が馬
ただ、最近意識していることは、一場面だけを切り取ると、悔やまれるようなことでも、スパンを一生のレベルにもってくると、どんなことも今の自分が在るのは「それのお陰だった」と言えばしまいか、ということです。
仮に、不都合なことが起こったとしても、それも最終進化系の自分に至るためのプログラムに組み込まれていて必要だった、ということです。

 

 

今回の反省をふまえて、雪山等のガイドツアーの参加資格に年齢制限と体重制限を設けさせていただきました。
（私と何度か一緒に登っている方に関しては、その制限はありません）