西穂上ってきましたよ|感動と直観の大事さ

今期の雪山初の西穂にいってきました。
天気は下り坂のため、人も少なく、幻想的な穂高を目の当たりにしました。



当時の3000m付近の風の予測

 

天気予報は下り坂でした。
南岸低気圧で午後には悪くなる予報でしたが、ぎりぎり大丈夫そう!っという希望がうまく叶いましたかね。
そうじゃないときもあるから、ぬか喜びはできないんですけど、ずーっと山に登ってて思うことは、結局は、どんなに科学が発達しようとも、
先のことはわからない!
というのが真実だと思います。

 

最近、参加してくださる方に、感動と直観の話を時々します、時々ね。
とりあえずは、今の時代、山に登ろうと思えば、情報は豊富にあるのですが、
調べまくると、感動が薄くなります。
だって感動ってのは、予想にもしなかった落差が起こすものだと思いますから。

たとえば、仮にVRで槍ヶ岳に上る疑似体験をしてしまったら、リアル槍登山は、たんなる確認作業になることでしょう。
きっと、そんなユーチューバーがいたとしたら、大げさなリアクションをすることでしょうけど、それは、表現というものです。
本当に心に突き刺さったときっていうのは、言葉での表現は不可能(不要)です。もう泣く、震える…。それを何度も繰り返し、その先に、あの気持ちが出てくれば、GoodJob!です(笑)

また、情報だけをもとに行動するクセ。(それ単なるAIだからw) 利益や効率中心の世の中にどっぷりはまっている今の人って、直観が退化してるきがするんですよね。
だから、ヤマレコや情報誌、SNSのレビューなんかを見まくって安心するクセは、ちょっともったいない人生を送っているんじゃないかなぁって思います。
思考の渦に気が付くのです(天の声)。
まぁ、深いところは置いておきますけど^^;

 

明日の風は明日吹く。
考えるな、(胸をあてて)ココで動こ!