クライミングが体にイイワケ

週末、花崗岩のスラブ講習でした。
大好評…、だったと思います。



なかなか、湿度が上がってきて気だるい時期となってきました。
5月6月はクライミングにはあまり適していない時期ではあるのですが、過ごしやすさという意味で、楽しむのがベターなのではないでしょうか。
天気もさることながら、イベントのおかげで講習ができるかどうかが危ぶまれましたが、結果、全く問題なく、いい感じで終えることができました。
スラブは難しいですが、覚えると、たいして腕力を使わなくても脚だけで岩を登ることができるようになり、登山はもちろん、色んな意味で歩きに役に立ちます。
役に立つだけでなく、登る楽しさも出てきます。

 

クライミングは地球とフュージョンする遊び

クライミングのいいところをひとつ言いますと、岩に素手で触る!、ことでしょうか。
え!?
って感じです?

 

基本、素手を使って登りますので岩に触れて登ります。
ときには木や土も触ります。
これは、農作業やガーデニングと同じ土イジリと同じ効果があると思いませんか?
農家のじいちゃんばあちゃんが元気なこと…。
体を動かしつつ、地球からエネルギーをもらっている、ってことです。
裸足になって地面と接触するだけで人間は元気になることは科学実験でも立証されていますが、
そんなこと言われないでも、まぁ元気になったのわかりますよw
私はもう歳なので、翌朝起きるときは疲労と元気が一緒にきたりして、どっちやねん!って思いますw
登山でももちろん木や岩をさわりますが、最近はグローブなどして完全防備な方も多いはずです。
せっかく自然の中にいるのに、肌を紫外線や大地と接触させられないのは、大損こいているんですよ。(紫外線はもちろん浴びすぎ注意ですが)
つまり。
山頂についてお昼休憩になったら、まず靴紐ゆるめて、靴下脱いで裸足になる。
当たり前よ?(そんなガイドは私だけ)
そういう意味では、沢登りもギューンとエネルギー貯まるんですけどねw
(自然と和解してないと効果なし)
都会が疲れるのは、コンクリで埋め尽くされてしまってるのもあるかもね。

 

今週は台風ですね。
どうなることやら。