奥穂高岳南稜のツアー。2泊3日で回ってきました。
岳沢泊まりで南稜から奥穂へ。
そのあと奥明神沢を下りたく、吊り尾根を予定してたんですが…
上部は雪がべったりと残っていまして、吊り尾根の登山道も見るからに厳しそう。
ということで、当初の予定通り天狗のコルから岳沢にもどってくることにしました。
事故も多いし、ムリはイカン
南稜からみた前穂と吊り尾根…雪が多くて解けきってません
朝未明4時出発。
取り付きまで雪渓をつめて、大滝左の適当なところから取り付きます。
いつもは、尾根末端の左のルンゼをつめてましたが、今回は尾根のヤブヤブを上がってみました。
いつか、踏み後があると聞いてましたら…あまりなかった…>┼○ バタッ
登り前半、トリコニーまでは、けっこう急。
ハイ松帯と岩と時々雪。コースは行きやすそうなところをいけばいい。
登り後半、トリコニーからも、けっこう急(笑
こんどは高度があがるので、息がちょっとくるしくなります。
雪面をザクザクさせながら上がっていきます。
ひたすらに登っていきます。
これが5月初旬とかだとカチカチで、風が吹こうものなら恐そうですね。
今日は快適♪
南稜の頭に到着。ライチョウちゃんもお出迎え
奥穂山頂まであとわずか。風なくてサイコーです。
槍方面見えてきました。
奥穂よりジャンダルム。ここを下っていきます。
ぢつは、南稜っていうより、ここからのコースが核心だったりします。
悪天候時など無難に抜けるには、奥穂山荘側におりたほうがいいでしょう。
雪が中途半端すぎるのもかえってヤですね。緊張保持で歩きます。
でも景色がよいのでダイナミックです。西穂側
天狗沢はもうデブリがひどいです。今回通過中も、畳岩上部のブロックが崩壊してきました。
ここは時間かけずに下部はいっきに抜けます。
上高地まで下山。ここで宿泊(西糸屋)です。
ここでお風呂にはいって、ご飯食べてまったりするのが大好きです。
下山の余韻を味わえますし。この日はちょうどウェストン祭だったようです。
そして奥穂のウェストンルートが南稜ということで、何か縁がありましたかね?