8月11日 山の日に西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳の縦走に一年ぶりにいってきました。涼しくて、天気が良くて、混雑もそれほどなく、布団でちゃんと寝れた(←ここ大事) 3日間でした
今年初の祝日、山の日ということで、登山者は警戒されたのでしょうか、穂高岳山荘の混雑カレンダーは、この日はツアー客がいなく、比較的空いているという予想でした。
10日から3日間のお盆前の日程で穂高縦走したわけですが、数日前までは、日本全国で軒並みの35度を超えるような猛烈な暑さだったのですが、急にすずしくなりました。
お盆を過ぎる頃は、不思議に毎年涼しくなります
西穂山荘は朝の3時40分頃に出発し、独標で朝を迎えるパターンです。
西穂高岳まではけっこう人があがってきます。それから縦走するチームも、近年増えているのではないでしょうか。
西穂と奥穂や槍・穂高を縦走する人(体力があっても初心縦走者)の多くは、難しいかどうか!?が論点となっているように思えます。
そして、体力があることがステータスになっているのも…
しかしです、
私としては、行動中により大きなリスクを感じるのは滑落ではなく、他人の落とす石なんですよ(ラーク!(((゚Д゚)))
無難に西穂から奥穂を縦走するポイントは、
ほかのパーティーと間隔をあけること。
どんな人が歩いているのか見当がつきません。
というか、多くは初級者か体力初級者です。
体力初級者ってのは、がっつり歩ける若者さんが主です。
ガツガツ歩きしかできないので、がっつり石落としてきます(笑えない…
とにかく、難所縦走や三大岩稜なんていうのは、落石を落とす可能性の高い人(自PT含め)がかなり多いです。
なので、ガラガラしている場所などは、天候がゆるせば、時間がかかってもいいので、先行パーティーが十分に行ってしまってから取りつくこと。
軽量化が必須というのは、時短という要素もありますが、バテると結局ザツな歩きになって落石やスリップを招くということです。たとえ体力に自信があっても、濡れた岩場は想定外でしょう。
実際にジャンダルムでは、死ぬかと思うような落石が降ってきました(汗
急に思いつきで下るルートを変更していなければ直撃していたかもしれません。
直感は実は最善の防衛装置だと思っています。。。
縦走は無事に終えることができました。
奥穂頂上に13時過ぎくらい着でしょうか。
この日は穂高岳山荘で素晴らしい夕日もみれました。
穂高岳山荘の混雑はブレイク寸前のところでした(笑)
すばらしいことに日の出も見ることができました。
いいお盆を迎えられそうです。
下山は白出沢。ガーラガラですw
ルートを見失わないように注意して下ります。
よい3日間でした。感謝