紅葉の時期に八海山の縦走に行ってきました。初・八海山でしたが、これほど面白いとは思っていなかったです。
いや、ホント、来年、ツアー作りたいですねぇ!
八海山は新潟上越の山で、八つのピークからなる、岩峰です。
昔の修験の山として開山されたのがきっかけですが、現在は冬はスキー場となる八海山ロープウェイを利用して、日帰りで縦走も楽しめます。
ちょうど表妙義の縦走のような岩場ですが、クサリ場は20個所とそこそこにあり、なんといってもピークからの高度感は妙義山以上です。
ふもとから登るコースは急峻で険しいようですが、今回はロープウェイからの一般コースで縦走しました。八海山のピークはすべて、トラバース道がついていて、帰りはトラバース道を使って周回してきました。
前日に八海山の麓のペンション村にあるペンションドルフに泊まりました。
登山のおにぎり+ロープウェイ往復チケット付きでリーズナブル&満腹です!
朝一のロープウェイで上がると、八海山登山口が正面にあります。左へいくと展望台です。
しばらくはややなだらかな森の道。葉っぱは枯れていますが、秋を感じます。
女人堂手前の紅葉です。これは帰りに撮りましたが、ここが一番きれいな紅葉でした。
1時間で女人堂です。ここにはきれいな避難小屋があります。バイオトイレもきれい。
八海山方面もひらけてきます。ここから急な登り。
女人堂から浅草岳の丘を過ぎて薬師岳へ。急ですが、黄葉がきれいです。
薬師岳までに、軽くスラブのクサリ場があります。傾斜はゆるいですが、落ち葉があり濡れていますので下山は注意。
女人堂から約1時間弱で薬師岳。千本檜小屋と八海山の一つ目の地蔵岳のピークが見えてきました。
千本檜小屋は予約すれば宿泊できます。最近改装したので、すごくきれいです。展望も良いし、これは泊まらねば…
ここからロープを付けます。
小屋から先は、トラバース道と分けてクサリ場を登っていきます。地蔵岳へは稜線左側へ。
千本檜小屋周辺の紅葉もきれいでした。
不動岳からは奥の摩利支岳?のピークが見えます。
クサリ場をアップダウンしながら振り返ります。七曜岳付近から!?地蔵岳方面。
八海山からひときわりりしく見える山は越後駒ケ岳でした。
越後駒がこんなにかっこいいなんて!
クサリ場の長いトラバースやアップダウンを繰り返し、釈迦岳のクサリ場を下ると、いったん、トラバース道と合流する分岐にでます。
ここからさらに摩利支岳に登ります。
摩利支岳から振り返ると、釈迦岳・白河岳がそそり立っています。
最後の急峻なクサリ場を登ると大日岳です。
一応八海山の最奥・大日岳へ。見晴らし最高で高度感もひとしお!
下りは、さらに奥の大日岳のクサリ場を降りてトラバース道へ向かいます。
巻き道といっても少々難アリです。はじめはルンゼにかかる長いハシゴを下ります。トラバースも気を抜かないように歩きます。
釈迦岳と摩利支岳の分岐より、歩いてきた岩峰を眺めます。
その後、数か所クサリ場がありますが、まもなく最初の分岐へ着きます。そこから千本檜小屋まですぐです。
今回は朝一ロープウェイで往復しましたが、前日INして山小屋泊をやってみたいと思いました。
ゆっくり往復だいたい7時間くらいでした。