富山からもどってきました。
今回は沖縄から、二人、剱岳登頂です。
天気は、いままでが良すぎたおかげで、雨と雲の多い3日間でしたが、
いい劔見せてもらいました[E:eye]
そして登頂おめでとうございますb
剱岳は難関不落と言われた歴史をもつ険しい山でしたが、
いまでは人気も高く、猫も杓子も!?登っています。
しかし、おそらく修験者が初登頂なのでしょうが、命懸けだったことでしょう。
頂上で発見された錫杖などは、
奈良時代後半から平安時代初期のものとされています。
立山信仰の歴史さえ、その時代のことは、
あまり残ってないのですが、
その頃というのは、科学のカの字もない(頼っていない)反面、
我々よりも数段上の精神性を持った人類だったと言われています。
その当初の状況を思うと、死を覚悟してまで行かねばならぬ、
なにか大きな思いがあったのでしょう。…わかりませんけど。
なぜか初登頂は天気が悪かったのじゃないかと想像します。
そんな昔を偲んでタテバイヨコバイをフリーソロしてみましょう♪(ヽ(´o`;ウソウソ
でも、平安以降も明治までの間に、
登ってない人がいない、とはおもえません。
そしてその間までに奈良時代の錫杖や宝剣などがそのまま残っていたのです。
つまり、(自分が一番だとおもっていた)現代人が、
なーんのかんげー(配慮)もなしに(南九州弁)、手土産にした、、
ということか。。
さて、
今回は頂上が見えてきたとき、
あれ?なんか変だなと思いました。
「神様がいない!」
そう、お社がなかった・・・・
数日前に、お社に落雷があり
壊れたそうです。
夏には槍で落雷事故もありましたし、
何か意味深です。
壊れたお社はヘリで村に降ろして
修復され、来年再建するそうです。
劔の神様に感謝!
剣沢へ下る途中からの景色。時折光が差し、初秋の模様を作る。
左)前劔を見上げる 右)いっぷく劔を振返る
左)朝日と岩稜 右)前劔から本峰
クサリ場を行く 右はヨコバイ
霧のベールをまとう