雪山にはまだ早いですけど、今シーズン用にハードシェルジャケットを買うことにしました。
パタゴニアの雪山アウタージャケットは、プルマ・ジャケット、アセンジョニスト・ジャケット、トリオレット・ジャケット、ガルヴァナイズド・ジャケットの4種類。
違いや性能を比較して、最適な一着を選んでみます。
2019/20シーズンの雪山アルパインクライミング用のハードシェルは4種類となっています。
プルマ・ジャケット
アセンジョニスト・ジャケット
トリオレット・ジャケット
ガルヴァナイズド・ジャケット
もういきなりですが、違いを比較してみました
ガルヴァナイズド ジャケット | トリオレット ジャケット | アセンジョニスト ジャケット | プルマ ジャケット |
---|---|---|---|
定価 49140円 | 55080円 | 68040円 | 75600円 |
防水 H2NO 3層 | ゴアテックス 3層 | ゴア Cニット | ゴア プロシェル |
生地厚 4.5オンス 50デニール | 5オンス 75デニール | 2.5オンス 30デニール | 3.4オンス 40デニール |
重量 527g | 550g | 371g | 414g |
ハーネス・ヘルメット対応 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
明記できそうなものはこの程度です。
4着すべてデザインは同じような感じで、若干のポケットやドローコード・ジッパーなどに違いはありますが、昨シーズンから大幅な改良が無く、ほぼ完成されたデザインであることは確かです。
両サイドポケット、チェストポケット、脇下の換気ジッパーなどはすべてに装備されています。
トリオレットジャケットは基本、厚めの生地&ゴアテックス3層というベーシックな構造で、雪山ジャケットのスタンダードともいえます。
生地の厚みはもっとも厚く、それだけに防寒性は高く、耐久もピッケルや藪などで生地を破損しにくいかと思います。
流行りの伸縮性もないので、経年劣化も比較的少なく長持ちするのではないでしょうか?
コスパ重視でも重量を重要視しない体力派向け。
ガルヴァナイズドは、パタゴニア独自のH2NOの防水ファブリクスを採用しています。ゴアテックスとほぼ同等の防水素材ですが、自社製品のため、コストを抑えることができます。しかも、雪山ですから、雨の侵入は考える必要なく、H2NOで十二分の素材です。
特筆するのは、ナイロン生地にストレッチ性があるため、非常に動きやすくなっています。冬季の厚着してのクライミングなどは、腕上げが多少なりともゴワゴワするのですが、ガルヴァナイズドはそれを軽減してくれるジャケットです。
アイス&アルパインクライミング派にはおすすめです。
アセンジョニストは軽量化を最優先にしたアルパインジャケットです。
ゴアテックスCニットは、裏地に起毛素材(毛細管現象)を採用した、透湿発散性の非常に高い防水素材で、激しい運動での発汗で体を冷やさないことに一役かってくれます。
裏地の肌触りがよいのも特徴です。
春先の気温の高い時期でも快適に使えます。
ライト&ファースト派はこれ!
プルマジャケットはゴアテックス プロシェルを採用しています。もうこれだけで、ジャケットが最高に良いというのがわかります。
プロシェルは通常のゴアテックスよりも強度が高く、ハードの中のハード仕様といっていい素材です。
それゆえ、ナイロン素材を薄くして軽量であり、裏地の肌触りもなかなかです。
すべての雪山をこなす、高バランスのプロ仕様ジャケット。
コスパを気にしないあなたに!
4種類を比較して、選んだのは今シーズンより新登場したアセンジョニストジャケットです。
アクティブシェルことゴアテックスCニット採用で、最軽量だったのが、買いの決め手ですね。
もう、年齢的にも…
軽いがイチバン!(笑)
ジャケット4種とも着用したわけではないですが、長年いろんなパタゴニアのジャケットを着ていますので、フィット感や着心地はどれも良いというのはわかります。
今年は、素材以外に差というものがあまり無いので選びやすかったですね。
Cニットの裏地は肌触りがよくて私は好きです。
そのうえ、生地が薄くて軽いです。
実測値でMs XSサイズは335gです。
もう300g台のジャケットを着てしまうと、この軽さの信者になってしまいますね。
内側にゴーグルなど収納できるメッシュポケットがついているのもGOOD!
他、袖のベルクロやフードのドローコードなどの仕様は昨シーズン同様問題無しです。
仕事のモチベーション上がってきました!(かも