登山記ブログ
最新のスカルパのファントムテックが軽すぎて、雪山が快適になったという話
先週末は八ヶ岳天狗岳をガイドしてきました。
そして、今回、新しいモデルのスカルパのファントムテックで歩いたのですが、かなり快適ですよ！
天狗岳では、天気は快晴。しかもこの時期ではしんじられない微風状態。
気温は黒百合ヒュッテ前、朝方-16℃まで下がりました。
ファントムテックは昨年から狙っていたのですが、生産がわずかだったためか、在庫がすぐなくなり、2020年に入ってからやっと再入荷しました。
それにしても、軽い！
ゲイターと一体になって、800ｇ程度（Msサイズ43サイズ）です。
私は、現在スカルパのモンブランGTXを履いていますが、これも軽めで1000ｇちょいです。
ということは、ゲイターを別に持っていくことを考えると、片足300ｇ以上の軽量化です。
比べるなら、４シーズンブーツか少し重めの３シーズン革靴と同じレベルですね。
履き心地もかなりよくて、スカルパ靴ユーザーなら問題なしです。
それに関して、やはり軽いということは、寒さに弱いってことじゃないかと危惧していました。
しかし、今回感じたのは、
モンブランとあまり変わらないかな！？
ということでした。
むしろ、予想以上に寒くなかったのです。
※もちろんカイロ無しだよ(笑)
履いた感じは、従来の雪山ブーツのそれとは違いめちゃスッキリした足回りで軽快さを感じます。
ついにこの次元にきたのかぁ、、という思いですね。
私は、今期はインナーゲイターの無いオーバーパンツを使っていますが、自分の歩く範ちゅうではファントムテックのゲイターで十分ですね。
少々のラッセルも問題ない感じでした。
