沢靴のフェルトソールの張替えやってみた

5月に入ってから、暑かったり寒かったりですが、まもなく沢登りツアーも始まります。
モンベルの沢靴サワートレッカーのフェルトのソールが摩耗していましたので、自分で張り替えてみました



沢靴のソールの張り替え方

まず結論から行っておきますが、張替え作業はけっこうたいへんです。そして初めてだと上手にできない。
日中仕事で忙しい方などは、張替えはメーカーに依頼したほうが無難です(笑)
けっこう疲れます。お時間あってDIY好きな方はぜひ。

モンベルショップで張り替え用のフェルトリペアソールは1セット3300円で売っています。
そのほか、ボンド(コニシG17推奨とありました)、プライヤー、ペンチ、カッター、ポリッシャー用サンダー、バリ取り、布切りハサミなど。
サンダーの紙やすりはあまり効果的ではなかったので、バリ取り用の金属ヤスリを使いました。昔ながらの布切りハサミは大活躍。
あと、G17ボンドを小さい方を買ったのですが、2足には量が足りずに、シューグーという接着剤を追加しました。

 


先端がもうすり減ってなくなってきたサワートレッカー。(てか洗えw

 


カッターでかかとから切れ込みを入れていきます。
安物のカッターだとあれなので、オルファーのカッターを買ったのですが、それでも切るのは大変です。

 


プライヤーを使って、フェルトとウレタンの境目をカッターで切っていきます。魚を3枚にするときのような?
力は極力かけずに、鉛筆持ちして切ったほうが危なくないです。

 


ある程度切れたら、つま先側からも切っていきます。
説明書にはペンチで剥がすと書いてあったのですが、普通のペンチじゃ剥がれないしそうとうきつそうなので、切り開いていくほうが良いかと思います。

 


これはたいへん。しかもソールが凸凹になる。

 


剥がれたら、バリ取りやすりで裏を慣らしていきますが、、、、なかなか削れないw
今思えば、ベルトサンダーがあったからそれでやればよかったw

 


一応慣らしましたが、フェルトがかなり残ったままです。説明書には残っててもいいって書いてありましたけど、これは残ってるというより・・・まぁいっかw

 


新しいフェルトにチョークで型どって、切ります。これも大変
カッターで切っていくって書いてあるんだけど、とてもじゃないけど切れる感じがしませんよ、固くて。
名匠・庄三郎の布切りハサミで1cmづつ切っていきました。

 


あとは、ボンドを両面に塗ってはりつけるのですが、G17ボンドがまったく足りなくなって、シューグーというシューズ用接着剤があったのでこちらを使いました。
シューグーのほうが接着力があるような感じですね。

 


履いて乗ったりしたけど、結局、長時間テンションかけ続けていないと、張り付かないじゃん。瞬間接着剤じゃないんだから、と思うんですが。

 


マスキングテープでぐるぐる巻にしました。

 


翌日、でっぱったフェルトをハサミで切って終了。かなりいびつだけど。

 


接着力がきになるところですが、とりあえず沢で使ってみます。