西上州 道平川

24年シーズン初の沢登り
一発目は群馬下仁田にある道平(どうだいら)川
撮影TBさん



天気は微妙で雨予報。
午前は曇りで昼前くらいから雨、そんな天気でしたが、沢ですのでなんとか決行。
朝支度を出るときはくもりでしたが、アクセス道中は雨、現地では山全体がモヤがかかり幻想的な感じ。
道平川は、荒船山の近く、道平ダムの上流の沢で、初級向けということで向かいました。
左俣をのぼって右俣を下るという予定。
6月に入ったのに、道路標識の気温は11度。いや、寒いよw

 


ゲート前に駐車スペース(5台ほど可)からスタート。トイレは国道から入った手前のサンスポーツランドにあります。

 


入渓は堰堤の上から簡単にはいれました。

 


左俣にはいるとすぐに谷が狭くなります。この日は少々水量多め。
この沢、そこそこのゴルジュ帯があり、かといって逃げ道がないほどでもない感じで、初級者でも幽玄さを味わえます。

 


ときおり作業道(東京電力)らしきものがあったりします。
天気はおもったより悪くなく、水もおもったより冷たくなかった。
※が、上流から稜線にいくと寒くて私(ガイド)だけガクブルしてました(笑)

 


二股の滝は右から登ります。出だし核心。遡行図には6mって書いてあるけど、んなわけないだろー。

 


2段15m滝かな? 左岸巻。

 


当ツアーでは、基本GPSをなるべく使わずに、地形図とコンパスだけでルーファイしています。
なぜかって? そのほうが五感をフル活用させ、地図読みも土地勘も感覚も冴えわたるようになるからです。
なので、たまにルートをミスったりもしますが、そこがまたアドベンチャーな感じで面白いところです。
今回、最後のハング滝のところを間違ったようで、トヤ山の西側にでるつもりが、東側の尾根にでていましたw
ちょうど二股分岐(920mあたり)で左俣に見えたハング滝が、遡行図のハング滝でなかったようです。
踏み跡があまりなく、詰めの斜面がけっこうズルズルでした。

おかげでトヤ山にも登れたし(どやw

 

下山はけっこう倒木が沢に倒れ込んでいて歩きにくいが、杉の植林が左斜面にでてきたらそこを降りれば立派な林道がでてくるので終了。
荒船の湯も最高。