めちゃ暑な金曜日
岩倉川樽ヶ沢へ。
・・何このスーパーウルトラ素敵ゾーンは!
予定していた遠征の沢は、とりやめとなり、日帰り二人で、南木曽にある岩倉川の樽ヶ沢へ。
このあたり、南信なのですが、恥ずかしながら私はほとんど行ったことがないエリアでしたが、沢の視点でいいますと、ここまで見事な美形は見過ごすわけにはいきませんね。
と思うくらい、美しい沢でした。
残念なことに、植林地の低山でして、上部はちょっとオワコンなのですが、それゆえ、下部のゴルジュ帯を抜けて林道で終了し、さらに、沢を下って岩倉川本流を下るというアプローチをたどりましたら、1日で2度美味しい沢ベンチャーを楽しむことができました。
ちょっとこれを味わっちゃうと、夏のアルプスの混雑の中を歩くのが億劫になってきますよ。
来年は、山岳ガイドはやめて、山渓ガイドをやることにします。
ゲート前に2-3台車は停められそうですが、回転場としても使いそうなので、週末はどうなのか。ココから車道を15分で樽ヶ沢のとりつきです。
出だしからずっと滝の連続で、花崗岩の谷にエメラルドグリーンの水がたたえ、テンションが上がりっぱなしの道中
滝は直登可能なものが多く楽しめます。ときおり上部に新し目のボルトか打ってありました。
泳ぎ系はあまり得意ではないですが、今回ばかりは、飛び込んだり、ザバザバいって、きもちぃ!って感じです。
標高低くて水温は高め。こんなに泳ぐのひさしぶり
遡行図はほとんどみずに、ただ来る沢を攻めるのみ。
今回、ラバーでいったのですが、かなり正解。ツルッと行く場面があったけど、総じてよし!
慣れていればラバーありですね!初心初級者には不敵。
堰堤がでてきました。今回、遡行図に従いこの先も林道まで本流をつめましたが、ここから、エスケープしたほうがいいように思います。
あとから思ったのは、実はこの堰堤が下部の美渓を守ってくれてるのだなあと思いました。上部は林業の伐採と作業道で荒れてますので、ガレがこれ以上したに流れ込まないようにしているようです。決して美渓を守るためではないと思うのですが、、、結果よし。
下山は林道途中から枝尾根~枝沢を下降して、岩倉川本流をキャニオニングしながら下降してみました。
いやぁ、これがまた楽しめました。
しばらく下っていくと、絶壁の滝。懸垂したあと、橋がみえてくるところを左岸側の巻き道で車道にでます。
ここはもう一回くらいは行きたいなぁ。