土地が怒っているようですね。御嶽山、噴火してしまいました。浅間や焼岳を注視していただけにちょっと意表をつかれました。
噴煙の高さが3000mの域に達して、各地に火山灰がふりそうです。山はもちろん、農作物、交通網、電気通信、飲料、観光、あらゆるところに影響がでるのは必至です。いまのところ、気象庁では岐阜・長野・山梨の三県に振る可能性といっていますが、可能性であれば、もうちょっと広いのかなと思ってしまします。台風17号が風向きを変えて、東側だけでなく、あちこちにばらまかないでしょうか?
そして、気になる降灰対策・・・防塵マスクが売れそうですねw
もうどうすればいいのかわからない状態、というのがうかがえます。
御嶽山、映像を見る限りでは、複数個所から噴火しています。
火山については素人なんですが、一箇所でなく、少なくとも5箇所以上から上がっているってのは、規模として、かなりデカイんじゃないでしょうか?
そして、いきなり噴火しました。
いや、いきなりでななく、頻繁に地震などの予告はでていたんでしょうけど、予告ばかり多すぎて、どうにもならない状態なんではないかと思います。
(つまり、御嶽山だけで済むと思うなよ、ということをアタマに入れておきます)
現在フィリピンやインドネシア、アイスランドなど世界各地で大規模な噴火もあるので、地球規模での「そんな時期」になろうということでしょうか。
さて、福島事故のときに、活躍しそこなったspeediみたいな予測動画があると助かるなぁとおもい、気象庁のサイトをみてましたら、
火山灰の降灰予報というのがでてますね。
まぁ、ちょっと見難い感じではありますがw
実際はこちらから最新情報がみられます
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kouhai/kouhai.html
左は台風17号の進路です。
右は29日朝の予想天気図。
赤い矢印で上空の風向きを入れましたが、台風は速度をあげて北東に移動しますので、風の方向も北東から北西にかわっていきます。
幸い台風西側は風が弱いです。
火山の今後の活動の規模にもよりますが、中部・関東甲信地方は十分に注意が必要です。
火山灰による対策、これは、今後起こるかもしれない大噴火などの緊急時にはきっと役に立つ経験になりますから、準備や知識を意識しておきたいものです。。
NAVERまとめ
御嶽山が噴火。火山灰に埋もれてケガ人も…
御嶽山防災マップ
https://www.pref.nagano.lg.jp/sabo/infra/sabo/dosha/documents/ontake1.pdf
木曽御嶽山(王滝口)登山情報
http://www.vill.otaki.nagano.jp/ontake_tozan/tozan06.html
さて、降灰による備えと対策を考えたいと思います。
宮城磯治:揮発性成分の火山学のページのサイトに詳しく掲載してありますが、登山記ブログでは登山者目線での備えということで!
防塵マスク:これは必要でしょうが、どうなんでしょう。イスラエルでは市民に支給されているらしいですから(別の意味で)今後は日本でも必要になってくるかもしれません。救助などを想定しないかぎりは使い捨てタイプでもいいような気がします。
防塵メガネ:これは、あれですよ。雪山やスキー用ゴーグル(あるいは水中眼鏡)を利用できそうです。通気があるので、目止めして使用
保存食・水:山食を常に用意しておきましょう。水については、自宅に飲料水を10Lくらいは切らさないように置いておきたいですね。
燃料とガス:これも山用のもの、ガスカートは多めに買って置けばいいでしょう。
携帯ラジオと電池:電池は入れっぱなしにしない。ラジオは電気が通らなくなったら必須ですね。
応急医薬品:山で使うファーストイエドを常に充実させておいてください。
予備の寝具:寝袋やマット
テント・ツエルト:これはけっこう役に立ちそうです
掃除道具:スコップやシャベルが役に立ちそうです。車につんでますがスタックしたとき便利
ザック:使っていないものでOK緊急用にしておきましょう。
使い古したゴアの雨具やオーバージャケット:意外に役に立ちます。土木作業でもなんでも!
すり減った登山靴とスパッツ:古くても防災用にとっておきましょう。
ヘッドランプ:2個くらいあるでしょう?予備にぜひ
使っていないロープ・ザイル&カラビナ・スリング:何でも使えます。
ナイフ・ライター・マッチ・ローソク・予備バッテリーなど
現金(ATMのショート)
ラップとジップロック、目止めテープ
電子機器などは灰が入ると壊れるといいます、ラップなどで保護する必要がありそうです。自宅の室内を密閉するのにも、隙間を埋める目止めのテープがあるといいと思います。