最高峰の温かさだなコレは|パタゴニア ハイパーパフジャケット&フーディ

パタゴニア.ハイパーパフ,ジャケット,フーディ,DAS,DASパーカ

今期はめちゃ暖かそうな、もこもこの化繊ジャケットが登場しました。長らく定番であったDASパーカがハイパーパフとして生まれ変わった感じです。
さっそく着用感を紹介してみます。



パタゴニアの化繊ジャケットが出そろった!

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http://www.patagonia.jp/より
パタゴニアの公式HPをみると化繊インサレーションジャケットのこんなラインナップページがありました。
ナノパフやナノエアなどかなり洗練されてきた化繊ジャケットの効果が一目でわかります。
ただ、、これ、グラフ化してるけど目的はっきりしないし、迷うかな…
ということで、何を使うかは一つ一つ目的をクリアさせていったほうがいいでしょう。

 

モコモコ感も味わえるハイパーパフフーディ

クライミングのビレイ中などを想定して、軽量でかつ暖かいジャケットとして長らく出されていたDASパーカにかわってか、新しくハイパーパフジャケット&フーディが登場しました。
これは!と思いポチって取り寄せ見てみたわけですけど、正直、バヤ暖かいです(笑)

 

ゆるきつ過ぎないモコ感|ハイパーパフの着た感じ

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着た感じの、これは暖かい!というのはすごく納得します。ダウンジャケットじゃないのに包まれ感がうまくデザインされています。
フィットはレギュラーなのですが、スリムに匹敵するくらいに、いい意味で圧が軽くかかります。とくに腕周り。

 

袖は若干長め…の意味は

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特筆すべきは、この袖口。初見ですねこんなの。
アウターのナイロンを内側に織り込んで、いわゆる袖の部分を無くしてそのままモコモコになっています。
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インナーそしてオーバーグローブを想定していると思いますが、相性抜群です。
しかも、袖口の縛りが無いので、ベルクロ調整も不要で腕まくりできるんですよ。しかも、デザインはローコストっぽいし。これは考えたな…
ただ、一ついえることは、袖の部分は傷みやすそうなので、要注意ってことですかね。
ここを補強してほしいところですね。

 

動きを妨げず、軽量に配された素材

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表生地は1.1オンスというかなり薄いストレッチナイロンが使われていて、若干の伸縮性があります。DASパーカが1.2オンスでしたので若干薄くなっています。
裏地は縫い目なしで、中綿となるハイパーDASインサレーションとの3層構造です。
あれ?確かDASパーカにはプリマロフトが使われていましたが、ハイパーパにフはプリマロフトではなくハイパーDASという中綿になってるんですね。
公式では「革新的な化繊の100グラム・ハイパーDAS・インサレーションは断熱空気層を形成して優れた保温性を提供するうえコンパクトに収納可能
機能的なカットと異なるキルトパターンにより最大限の保温性と無制限の動きやすさを提供」とありますので、プリマロフトより効果的ということでしょうか。
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仕様が若干異なりますが、ウィンターサンジャケットと並べてみました。ウィンターサンはプリマロフト入り(何gか忘れた)のソフトシェルジャケットで、アイスクライミングにも使える暖かさなのですが、ハイパーパフのほうが暖かさも軽量性も上っぽいです。
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重さは実測、メンズサイズのスタッフサック付きで557gでした。公称値524g(たぶん袋無しです)
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スタッフサックは少々小さめ構造で、寝袋の袋のような感じになっています。収納するとコンパクトです。

 

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もう一つ注目はフード。ヘルメットの上からの想定ですが、直接かぶれば相当暖かいです。寝袋的にチューブ構造で冷気をシャットアウトして、後頭部のドローコード1本で締められます。フロントジッパーを上げるとあご上まで保護し、ヘルメット着用だと、目元までカバーします(私の場合)

 

結局のところは、かなりの保温性があり、動かないビレイ中だとか冬のボルダーだとか、ベースキャンプ用的な使い方が良いと思います。つまりカジュアル的にいえば、日常やアウトドアなんかでもかなり使えそうだということです。登山目線では、まぁ行動中に着ることはないし、八ヶ岳程度の雪山ではもっていかないでしょうね。むしろ普段着になりそう(笑)