GWの後半、5月3日より春の白馬岳の主稜を登りました。
天気快晴・無風のコンディション。今年は雪の量が例年よりややすくなかったのでが・・・
今年は天気も安定して、何より人が多く、ルートも安定していました。
GW後半はいつもこうなのでしょうか?わかりませんが、
主稜には人が数珠繋ぎで歩いていて、頂上までステップができあがってました。
急峻なナイフリッジも、迫力ある雪壁も残念ながら、
ありませんでした><
まぁ今後どのルートもそうなってくるのでしょうかねw。
ただ、雪山のコンディションは年によって違いますので、
今回が楽勝だったからといって、それは、ただ行っただけであって、
厳しい状況を何も学んでいない、ということがいえますよね。
今回、たくさんの人たちが主稜を登っているのを見てましたら、
ちょっとした雪の無い岩場のギャップに負けて、降りてくる若者チームや
きついからといってダブルストック出登る(かつての)ベテラン中高年や
登るトップを支点もなしにボディビレイのようなことをする(意味が無いという意味)チームや、
新人になにも教えてないのに、トップをいかせて、どうやってセカンドをビレイしたらいいかわからない山の会?など、
なにかこう、モヤモヤしたものがメジロオシな稜線でしたww
でも自分も、カケダシの頃は無謀だったなぁ・・・とw
結論的には、主稜はGW初めを狙え、ですね。
さて、そんなモヤモヤより先に、翌日ほんとに西からモヤモヤ雲がでてきそうでしたので、
そのまますぐに大雪渓を下山。
大雪渓を下るのに、シリセードが活躍します。
主稜を登る連中もけっこう子供用などのプラスチックソリを持ってる人もみかけました。
でもそれ、いらないかもw
まず、かさばる。
そして、ちょっとでもカチカチなら、つかえない(荷物がふえる)
ということで、今回はWILD1のお店のショッピングビニール袋を持参。
このために持ってきたわけじゃなく、ただロープを入れていた袋を利用したまでですた^^;
これに、カラビナとスリングで手綱をつけます。
大雪渓を下りつつ、納得いく(死なないですみそう)傾斜になってきたら、
GO!
すべるすべるw
ポイントは先人たちのつけたシュプールを狙うと楽w
ということで、
たった1時間で、
白馬山荘から、主稜の取り付きまで来ましたv
※ヘルメットはかぶりましょう♪