山小屋の人気の盛況ぶりはすごいものがありますが、意外とそこには格差があるようなきがします。
ほぼ、メディアが火付け役となって、主要な山小屋のPRを行っていますのが、泊まるのは実際の登山者。
小屋のオーバーユースはもはや富士山だけではない問題なのかもしれません。
GW明けの今週は、もうすっかり春でして、新緑もよく、眠気も誘う日が続いていますが、土曜日はWILD1多摩・厚木店のイベントにて、妙義山のハイキングにいっていました。この日はちょっと寒気が入り、ヒンヤリしていましたが、歩くにはちょうどよく、いい天気。
正直、妙義の中間道のイベントは集まらないんじゃないかとタカをくくっていましたが、20名満員となりました。
山ブームなのでしょうか?
わかりません。
しかし今年の夏もまた、山小屋がいっぱいなのでしょうねw
一昨年くらいから、夏山のメインは、できるだけ平日に泊まる様な仕事配分をしていますが、それでも土日などにあてることもありますので、その混雑ぶりを思いますと、もう怖くて怖くて(笑
まぁ、某山雑誌などがよくやっている山小屋人気投票ですが、あれって、ちょっと不公平感があります。
30軒の山小屋に泊まったことがある人と、2-3件しか山小屋に泊まったことがない人では、
必然的に投票結果は違います(山小屋泊数が少ない人は選択枝がないということ)
その山小屋に泊まったことがある100名からのアンケート、ならわかりますが、
この人気付けには作為的な結果しか生まないのかなぁと思ってしまいますね。
そもそも、そんな山雑誌に、山のベテランさんが多数投票するとはあまり思えませんし。
それだけならいいんですが、こんどはそれを看板にした小屋が、うちは人気上位の小屋です、ってのは、あ、そういうことねって納得w
当然、それを見る側は、無意識的に「あらゆる小屋の中での上位」と勘違いしているからです。
それを狙ってるのでしょうね…
まぁそれはいいのですが、
とにかく、そんな混雑したときは、ぜひとも避けたいものです。。
ということで、もっと人が少なくて、いい小屋もあるのですよ。
そう思っている人はかなり多いとおもいます。
そして、100名山など狙っているピークハント登山者ではなく、
本当に山好きなら、またココの山、ココの山小屋に泊まりたい!来年も来たい!って思うんじゃないでしょうか?
まぁ、ピークハント登山者というのとは別に、中高年の多くは、もうあと何年も山に登れないというおもいで、できるだけあちこちの山に登ろうという人も多いと思います。
幸い私はまだ余裕があるので、何度も同じ山に登れますが、やっぱり同じところにくると
「またきたなぁ。今日もいいねぇ」って思えますね。
特別気に入った場所ならなおさらですね。
たとえば、その山小屋に泊まりに行くために登山に出かけてもいいとおもいます。
これはなにも、今流行りとかマニアックな趣向とかじゃないですよ。
自然な気持ちでしょうねw
ランキングっといっておきながら、
ランキングではありません。
なぜならば、どの小屋もたいてい「いい感じ」だからです。
つまらないフィルターをはりつけて、その小屋の良し悪しを固定化したくはないので。
そして、その小屋が良かったというのは、まちがいなく「主観」であって「体験」からです。
どちらも、ひとそれぞれなので、あくまでもこれは参考ですw
また、私はすべての山小屋に泊まったことがあるわけではないのであしからずw