雪山も2~3年目という方も増えてきたのではないでしょうか?12月ともなれば、雪山前のアイゼンとピッケルのメンテナンスはちょっとめんどくさいんですが、やっておきましょう!!
歩行技術も大事ですし、アイゼンの性能も大事かもしれませんが、その前にアイゼンの爪を研いでからです。
それくらいアイゼンの爪をとがらせておくことは大事だと思います。
滑落するかしないかの瀬戸際が、いつかあるのかもしれませんし。
ということで、来週から雪山講習のツアー、そして、明後日から赤岳山荘で研修兼忘年会らしいので、今日やっと重い腰をあげてアイゼンを研ぎました(笑)
アイゼンの研ぎ方は以前記事で紹介しておきましたので割愛します。
アイゼンの研ぎ方間違ってませんか?|雪山前のピッケル・アイゼンメンテ
もう1年すれば、こんなに丸かったのか!っていうくらいに丸まっています。
春山なんかザクザクすぎて気にしないんですけどねw
研ぐ道具は10年以上使っている壺竹の 鉄工ヤスリです
いい加減、目が潰れていると思うのですが、ゴリゴリ削れます(笑)
アイゼンは前と後ろを分解しておくと研ぎやすいです。
万力やクランプがあればいいのですが、無くても大丈夫。適当なブロックや木っ端を使って研ぎました。
爪の長さも部位によって違いますので、接地する爪はより丁寧に研いであげます。
バリがでるほどに尖らせる必要はなく、むしろそうなっては刃先がつぶれやすいので、ある程度でOKだと思います。刺さったら痛い程度!?
グリベルのは三角じゃない平爪もついているので、ここだけは、面のほうを研いであげます。
あとは、サビ止めにCRC、スノープレートにシリコンなどを吹きかけてあげれば完成です。
シューズとのサイズ調整もしておきます。
ピッケルのほうは前記事参照。