パタゴニアの最新レインウェア手に入れてみた|クラウドリッジジャケット&パンツ

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ときどきパタゴニア好きな方からのメールがくるのですが、クラウドリッジジャケットの記事を書いてほしいというメールが来まして、さっそくジャケットとパンツを買ってみました。
って、毎回要望あれば買ってるわけじゃないですよ!次々にリクエストメールが届くとこまりますから(笑)



トレントシェルを改善!?雨の中でも快適なクラウドリッジジャケット&パンツ

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この記事を書いている時点ではまだ冬ですので、使い込んでいませんが(追記をしていく予定)、着た感じと構造などを紹介します。
基本的なデザインはパタゴニアのトレントシェルジャケットと似ていますが、違いもはっきりしています。

クラウドリッジジャケットとパンツ

クラウドリッジは防水透湿素材にH2NOをつかっていますが、トレントシェルのような裏地がつるつるしてなくて、ある意味夏場のべたつくような不快感を解消させていました。
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WEBではよくわからなかったのですが、届いたものを見ると、3層構造のゴアテックス(ノーマル)の裏地に酷似しています。
風合いも肌触りもにています。H2NO2.5層のとトレントシェルからは、かなりの変わりようですね。
ただ、すこし辛口にいえば、ゴアには、もっとさらっとした強度のあるプロシェルや、Cニットという上位素材があるので、H2NO的にいえば、まだまだ改良の余地はのこっていますね。
とはいえ、ゴアなみの裏地感がでたのは良いと思います。

 

デザイン構造は概ね他の防水シェルと同じ

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一応計量器で計ってみます。358gでした・・・
あれ!?パタゴニアのサイトでは391gです。
これはおそらくMサイズかLサイズの重さだと思います。。
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私が冬季に使っている超軽量のハードシェル(レフュジティブジャケットXS)ですら公称値425g/実測408gでした。
着た感じは、すっきりしていて、薄型のハードシェルよりも軽く、雨具としては、ノーマル。ゴアのプロシェルとくらべるとすこし硬さがあり、レインシャドーほどのフニャフニャ感がありません。いい意味で王道的なレインです。
Sサイズ(いつもはXS)にしたせいか、ヘルメットはすっぽりはまりますが、フードはジッパーを上げても外れます(たぶんXSだと外れない)。
注意したいのは、脇下の換気ジッパーはありません。代わりにハンドウォーマーポケットがメッシュ構造になっていますので、そこで換気はできますが…
それから、ミニポーチ付きです。

 

これは欲しかった~クラウドリッジパンツ

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パンツのほうですが、これはかなり使えそうです。
何せ膝よりすこし高い位置まで裾のサイドジッパーが深めに切ってあります。
一応パタゴニアのほうに確認してから買ったのですが、ジッパーは上からも開けることができます。
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ここが重要で、上から開口させることで、暑い時期の換気が非常によくなります。
とにかく、膝の換気!これが大事だと思うわけです。
個人的には太ももあたりまでジッパーが付いていてほしかったのですがね。
なぜかというと、真夏の暑い時期に雨の上高地-横尾なんかを傘をさして歩くのに、それでも膝くらいまでは、やはり雨が降り込んできます。腿のあたりからジッパーを開けられると、大雨だろうが無敵換気状態になるんですね(笑)

 

トレントシェル・クラウドリッジ・レインシャドーを比べてみた

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雨具として、すでにラインナップされているトレントシェルとストレッチレインシャドーをクラウドリッジと比較してみます。
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こうしてみると、いままでに3層の防水雨具というのがまともになかったわけですね(笑)
安価なトレントシェル・超軽量のストレッチレインシャドー、そして、3層のクラウドリッジがでたので、パタゴニアの雨具にも選択肢が増えたといっていいでしょう。
用途や目的、予算に合わせてチョイスできますね。
個人的結論としては、やっぱりレインシャドーが最軽量で真夏の暑さに対応している優れたアイテムといえます。
クラウドリッジは後発ではありますが、トレントシェルを他者のゴアテックス雨具の仕様に沿わせたような感じですね。

 

私の個人的なおすすめパターンは!?

先にストレッチレインシャドージャケットを使っていますので、この軽量感とベンチレーション・そして、肌ざわりも悪くないというかなり理想的な雨具を手にしていますので、やはり私の場合は夏中心でストレッチレインシャドーをおすすめします。6月の雨季のうだるような湿気と暑さの中でのいやおうなしの雨具着用を想像すればこそでしょうかw
ただし、パンツは強度があったほうが良いです。
ここで、クラウドリッジパンツの登場です!効果的なサイドジッパー付きで、かつ強度のあるアイテムが役に立ちます。雨具の防水性が一番はやく終わるところは、なんといってもパンツの膝とおしりの部分です。
クラウドリッジは3層で強度がありますので最適です。また、下半身は上半身よりも汗をかきにくいので、少々厚手でも、サイドジッパーで膝があけられれば問題ないでしょう。
ということで、上はストレッチレインシャドー、下はクラウドリッジパンツ、という組み合わせはいかがでしょうか?
トレントシェルジャケットにクラウドリッジパンツというのもよいと思いますし、雪山をしない人は、上下クラウドリッジなら冬の低山含めシーズン通して使えます。