パタゴニアのWEBショップが進化しつつあります。WEB内でレイヤリングを並べて参考にできるシステムです。アウターやアンダーのレイアウトに困っている人には最適な機能で、アルパインとスノースポーツのレイヤリングシステムを眺めて考察することができますよ
(画像パタゴニアHPより)
話は違いますが、先日から絶賛していましたナノエアジャケットとフーディですが、
『Outside』誌のバックカントリージャケット部門で「ギア・オブ・ザ・イヤー」を受賞したそうです。
まぁ、わかります♪
ナノエア、おすすめですよ。
そして、スノースポーツのジャケットやフリースなどのウェアも新しいものが出てきています。
定番のパウスレイヤー・ジャケット&ビブや、
パウダー・ボウル・ジャケット&パンンツ
プリモジャケット、スノーショットジャケット、ルビコン系ジャケット
などなど。
さらに、今期新入生として
ゴアハードシェルのアントラックド・ジャケット&パンツ
中間着のハイブリッドダウンジャケット&ベスト
ハイブリッドフリースジャケット
などなど。
さてさて、パタゴニアのウェブショップには、新たな機能が搭載されています。
それは、レイヤリングシステム(ウェアの重ね着)として、レイヤイングするウエアをまとめて見比べることができる画面です。
パタゴニアオンラインショップはこちらへ
レイヤリングシステムのページ(ページトップ画像)があるのですが、ここからはいっていけるのですが、ここヘのリンクが・・・無い、だと?!
わからなければ…
まずショップの気になるジャケットなどのウェアを選んでください。
これら、フィールド向けウェアのページを覗くと
レイヤリングシステムを完成する
というのが追加されています
しかも10/5時点では、この画像もでていませんので、アップロードされたばかりなのでしょうか・・・
ここの画像かキットビルダーを使用するをクリックすると、以下のレイヤリングの画面になります。
まずはこのレイヤリングページで、性別と、スポーツ(アルパインかスキー・ボードか)を選びます。
レイヤリングする各ウエアは5品目です
上半身(3レイヤー):アウター/中間着/アンダー
下半身(2レイヤー):アウターパンツ/アンダー
この5品目をそれぞれ選んで、全体のバランスを考えるというものです。
ウエアの(+)プラスマークをクリックするとそのアイテムの三種類の評価がグラフでにでます。
(ウエアをドラッグして上下にスライドさせると他の候補ウェアが出てきます。)
グラフは以下の内容です。
冷涼~極寒:気温
スプリッター~嵐:気候コンディションのことです。
軽い~激しい:これは動きですね。激しい運動量なのか、そうでもないのか。
そして、5品目の総合評価が、下の段に現れます
んーちょっとわかりにくいかも・・
そして画面を下にスクロールさせると・・・・
ん!?
他のレイヤリングシステムを見る
というのがありました。
ここで、ベースとなるレイヤリングのモデルがラインナップされていまして、
これをベースにして好きなものを選ぶというサンプルレイヤリングですね。
選び方は次のうち3つ。
アンバサダーで選ぶ/コンディションで選ぶ/地域で選ぶ
アンバサダーで選ぶ
これは、、、、、( ̄□ ̄;)
アンバサダーを知らなければ意味がないので、スルー
地域で選ぶ
選べるのは・・
スイス、ベルナー・オーバーラント 高山でのアルパインクラインミング/
コロラド州サンファン山脈 ミックス・アルパインクライミング/
スコットランド、ベン・ネヴィス 真冬のアルパインクライミング
・・・・>┼○ バタッ
世界をまたぐバージョン、今のところ使えません(笑
コンディションで選ぶ
ここでのコンディションとは、四つです
①温暖で湿った
②寒冷で悪天候
③厳寒で変わりやすい
④厳寒で悪天候
⑤厳寒でドライなコンディション
んー、アメリカ大陸は広いからこういった分け方なのでしょうか・・
いや、よく見ると時期と気候ですね。
日本版にアレンジするとこんな感じでしょうか
①春山
②厳冬期もOKベーシックな雪山全般
③冬期ライト&ファーストあるいは短期スピード登山
④厳冬期のアルパイン装備
⑤アイスクライミング
(登山の場合です)
とりあえず「コンディションを選ぶ」ことによりレイヤリングシステムを参考にするといいかもしれませんが、このシステムのグラフの評価というか評価の仕方としてちょっとわかりにくいですね。
ハードシェルとソフトシェルでも分けてもらいたいし、ハーネスの着用有り無しの違いとかもほしいですね。
それから、評価はあくまでも参考ですので、低いからといって気にしなくていいかもしれません(4レイヤーという手もあるので)
それより、細かいところ、たとえば、ナノエアであればフーディとフード無のジャケットと、どちらもグラフ評価は変化ありません。
フードやジッパー、ポケットなどの被りや無さなどを考慮することは大切です。
実際の使い心地やレイヤーの相性をよく考えて決めなければいけないことは確かです。
日本向けに、もう少し改善されると思っています。
改良されたらまた紹介したいと思います。