藪岩魂なんて言わないけど①|西上州 桧沢岳の北西稜登ってみた

藪岩魂なんて言わないけど①|西上州 桧沢岳の北西稜登ってみた

西上州に行ってきました。このあたり、藪岩好きにはたまらない聖域なんですが、下見&気晴らし?のため数年ぶりに足を運びました。
桧沢岳の北西稜へ。
※秋にガイドツアーで募集を予定したいと思います(かもね
設定しました 西上州 碧岩・大岩と両神山系 赤岩尾根



思ったよりスッキリした登り応えのある桧沢岳北西稜

西上州の岩山をいつか巡りたいと思いつつ、間延びになっていましたので、思い切って出かけます。
この日は日帰りで桧沢岳と碧岩あたりに行こうと思っていました。
まずはメインの桧沢岳へ。

 

桧沢岳の場所・アクセス・ルート図

 

桧沢岳,MAP,ルート,地図

 

藪岩ってちょっと地味なところがあるんですけど、なんていうか、夏山で言うと北アの華やかさはないけど南アの良さ♪みたいな感じですかね。
岩登り(フリー)という技術としてはそれほど難しいものはないかもしれませんが、ちょっと総合力が必要となります。岩を直登すれば難しいけど、回避すると危険なトラバースや不安定な草付きに度肝を抜いたりして…。
岩だけだと、岩のホールドのみを気にすればよいのですが、藪岩の場合は、草木、木の根っこなど駆使します。そして枯れ葉、浮石など不安定要素が満載で、とくに枝や根っこは涸れているから確認もせずにうかつに掴みかかるとバランスを崩します。フリーではがむしゃらに立ちこんで確認もせずにホールドをつかみに行けますが、そうはいきません。そういう意味では、フリークライミングが出来ること以上に総合要素が必要で、それは逆にフリーがそこまでできなくても冒険チックな藪岩を堪能できるってことでもありますかね。沢はそれの極みともいえますけどね。。

 

桧沢岳 北西稜を登る

桧沢岳,北西稜
とりあえず早朝自宅を出て、桧沢岳の登山口に7時過ぎくらいには到着です。
北西稜のとりつきは、そこから車でかなり下ったところになります。
もちろん駐車場はないので、そのへんの路肩にとめます。

 

桧沢岳,北西稜
藪岩本を参考に、橋のたもとから作業道を上がります。

 

桧沢岳,北西稜
あとは適当に尾根を詰めていきます。
林床はスッキリしていて、外からみたうっそうとした森のイメージはありません。

 

桧沢岳,北西稜
歩きやすいといえば歩きやすいのですけど、こんなところでも、夏道しか歩いたことが無い人は苦労するでしょうね。
藪こぎや沢屋さんはそういった意味、別格の強さをもってますよね(笑)

 

桧沢岳,北西稜
かなり詰め上がった後、岩場が出てきます。
表妙義のようなスッキリした岩場というのは少ないですけど、これこれ藪岩って感じがします。

 

桧沢岳,北西稜
道はなく、あるように見えるのもほとんど獣道なので、尾根のどの部分を登るかという直観的な要素だ難易度にかかわります。

 

 


直登するか巻くか迷うわけですけど、一応下見ということもあり、直登を試みますが、登ってみてNGだと面倒なことになりますし、、、、見るからに巻くような場所はやっぱり巻いてみますかねw

 

 

 


いくつかピークを越えていくと、懸垂ポイントが出てきます。
15m。

 

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桧沢岳山頂らしきのが見えてきました。

 

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チムニーをひと登りしますと

 


見晴らしのいい小ピーク!

 


そしてたもとに懸垂の残置スリングがあるけど・・・

 


木が枯れとるやん!あほかw

 


岩の裏手の小木に新しい残置スリング。
この木がラストチャンスってわけね。。
懸垂4-5mってとこでしょうか。

 


頂上付近は絶壁感がでてきて見晴らしポイントも出てきます。

 


こちらは桧沢岳夏道ルートから西峰を見上げたところ。岩がけっこう露出しています。

 


桧沢岳頂上到着!
頂上には檜沢岳の標識。
南牧村パンフによるとここからさらに進めば東のコル経由でおりられるようですが、初めてなのでメインルートを下ります。

 

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駐車場まで降りてきました。
自転車持ってきてよかったわー。ここから北西稜のとりつきのところまではかなりの距離ですからね。
ちょうど正午。これから碧岩のところにある鷹ノ巣岩北稜とやらに向かってみます。
続く