ロープワークの研修|ショートロープとかの練習

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八ヶ岳ガイド協会のガイドの方々と一緒に表妙義山で研修に参加しました。



妙義山はクサリ場と岩場が適度にあって、ロープを使った練習には最適ですね。
私は研修経験がそれほど多くないし、登攀的な場所も行かないので、いろいろ学ぶことはあります。
ありすぎて、ちょっとアレなんですが…

 

岩場のトラバース中に落ちたらどうするのか?

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トラバースというのは、いつも何か気を揉む場所です。そして、フォローがものすごく難しいと感じます。
でも、
トラバースで落ちたことって、まずありません。
だから、今回の研修の中でも、これはとてもやってもらって良かったと思いました。

 

落ちたらどうするのか?

 

切実な問題です。
ロープやギア、ハーネスがある条件下の練習になってしまうのは致し方ありません。
ただ、私にとっては、通常の登山もありますし、装備が無い状況も考えられます。
いつもよく考えているのは、自分が持っていく装備として、何が一番あったほうがいいのか、ということを思うと、
それはファーストエイドやツエルトもありますが、
やっぱりロープだよな
って思います。
どんな山でもロープを持っていこう。
と思って、ハイキングでも補助ロープ持って行ってたりするのは内緒です(笑)

 

ロープを使うときの判断。そして使うなら最後まで

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これはガイドに限らず一般のパーティにも必要だと思うことですが、ロープを出すか、出さないかの判断ということがあります。
それはメンバーの技量や環境・状況により違うと思います。
例えば、奥穂高岳に登るのに、通常はロープなどは使いません。
しかし、下りで雨だったりした場合は、使う必要も出てくるかもしれません。
そんなときに使い方を知らないよりは、知っておいたほうがいいかもしれません。
知っておけば、率先してロープを出しやすい判断になると思います。

 

もしもの時のために装備を揃える…だけじゃダメ!?

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二日目は実際にショートロープというやり方を練習しました。
よく行くエリアではありますが、いろいろ再確認できてよかったです。
いつも最低限のモノを使っているので、新しい装備などを思い切って(研修用に)揃える決意もできました(笑)
一般の方も、もし落ちたら、負傷したらどうするのか、という状況を考えるのは必要だと思います。
通常の山登りというのは、「趣味」です。
楽しい・ワクワクからの視点です。
なので、そのための安全対策、というのは二番手以降になります。
だからこそ、もしも、の状況を具体的に考えて、練ってみるのがいいんじゃないでしょうか?
もしものために、ファーストエイドやロープを準備するだけではダメだということです。
持った時点で安心して完結している状況はありえそうです。
実際にどう使うか、どういう状況で使うか、使えるのか、使ったらいいのかを起草して行動に起こしてみることがベターかもしれません。よ

 

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3日目の最終日は、クライミング+αになりました。
やっぱ楽しいですね。