西上州の山急山へいってきました。地図上では裏妙義山の北にある五輪岩の示す岩山です。紅葉も過ぎ、枯葉の落ちきったこの時期が、この当たりでは景色もよいので最適かもしれません。ただし、落ち葉が積もって足元が分かりにくいのです。
今回のコースです。
半時計周りに尾根を回ってきました。山急山頂上は三角点のあるポイントです。
スタートは、国道18号から入り込んだ舗装路をしばらく登ると、三叉路に出会うので、そこに駐車。3台程度の余裕があります。入り口にはロープが張ってありますが、その先、鉄塔のところまで道は続いており、そこにも2-3台分のスペースあり。枝葉が多いと他サイトで書いてあったが、そうでもなく、普通に入れそう。
車道を上り詰めると、鉄塔です。鉄塔をくぐって、尾根道の踏みあとをつめていきます。
しばらく林の中をジグザグあるいて、体温上げます。
岩峰に突き当たります。この岩は五輪岩の末端基部の岩でした。ここを左にトラバース
谷ををひとつ渡り、二つ目のルンゼを登る。上には、木にひっかかった大岩があります
ジワジワと谷をつめていきます。
稜線にでる手前で右手にトラロープ。沿ってよこぎっていくと、小さな岩峰があったので、登ってみます(下り要注意)
ギャーせまい!、、、ってわかりませんね。
山急山方面の展望。
戻って尾根をたどると、顕著な岩が立っています。(撮りかたナナメです)
五輪岩へ。ちょっと手前の岩尾根が景色がよいです。風があるときは注意
五輪岩からの景色。しかし、五輪岩の名前の由来はなんでしょう?
引き返して、山急山へ。しばらく尾根を歩くと、山急本体の岩の基部にでますので、そこを巻くように左(西)へ。
ほどなくで、谷を詰めます。テープやら踏みあとやらですぐわかります
尾根に出ると、フカフカの落ち葉。スペースの良い場所でランチタイムでした。この先、山急山の尾根コースと、石仏の祠がある棚道コースに分かれます。せっかくなので、スリルのありそうな尾根道へ。
ひと登りすれば頂上付近となりますが、ちょっと手前に北面を見渡せる展望台がありますので、寄ります
展望台からは浅間山方面がよく見えます。
頂上到着。落葉していなければ、景色はみえないっぽい
下りは出だし、ちょっと急なので、注意。上から登っても急な山、下から登っても急な山?
フィックスロープを通過し、尾根の分岐。まちがって北の尾根にすすまないように、目線を足元だけでなく、周囲に気をはらっておきまます。
さらに、山急の岩沿いにつづくテープを無視して、下ると、すぐに尾根から左下にテープとルートが続いていますが、ここを下らずに、尾根の小ピークをさらに登りますと、FIXのトラロープがある踏みあとが続きます。
尾根沿いには、岩に刺さった、ナイフ状のきれいな石。昔の修験者の道のようでした。
現在地をみうしなわないように、尾根をくだっていきますと、地形図中のルート(先ほどの下らなかった谷道)へでます。ここから、すぐに車道のカーブのところに到着です。